ココナッツオイルをコーヒーに混ぜるだけ。朝のひと手間で、ダイエットや美容の効果を得られるなんて嬉しいですよね。急に寒くなり乾燥も気になる季節に。良質なオイルを摂り入れて、冬でもスッキリ&潤う身体をつくりましょう。
ココナッツオイルは、その名のとおりココナッツから採取される油です。気温が下がり20度以下になると固まり、温めると液体になります。温かいコーヒーにスプーン1〜2杯ほどを混ぜて飲むことで、身体へのメリットがたくさん。コーヒーを飲む習慣があるひとは是非試してみてください。
ココナッツオイルの効果とは?
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1.ダイエット
ココナッツオイルには食欲を減少させる効果に加え、脂肪燃焼を促進させる効果があります。主成分が中鎖脂肪酸といわれる体に蓄積されにくい油のため、脂肪として身体にたまりにくく、オイルを摂取した後に体内でケトン体に変わるとき脂肪が燃焼されます。特にお腹周りの脂肪(皮下脂肪や内臓脂肪)の減少に効果があるという実験結果もあります。ケトン体はすぐにエネルギーに変換されるので、腹持ちが良く空腹を感じにくいため、暴飲暴食や間食を防ぎやすくなるメリットもあります。
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2.免疫力アップ
ココナッツオイルに含まれる「ラウリン酸」は母乳にも含まれる成分。抗ウイルス・抗菌作用があるため、免疫系の機能を高める働きも期待できます。寒い季節は特に、ウイルスに打ち勝つ免疫力をつけたいですね。
3. アンチエイジング、美容効果
抗酸化ビタミンであるビタミンEが多く含まれており、アンチエイジング効果が期待できます。また、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸が作り出すケトン体の作用により、体内の代謝をアップする効果があります。冷え性、むくみ、肌荒れ改善などの美容効果に繋がります。
また、スキンケアとして使うのもおすすめ。顔から身体、頭皮にまで使用できてしまう万能オイルです。ほかのオイルに比べて分子量が小さく浸透率も高いため、乾燥する冬のスキンケアとして使用することで潤いのある肌をキープできます。ベタつかないのも嬉しいポイント!
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ココナッツオイルの90%以上が、熱や酸素の影響を受けにくい飽和脂肪酸のため、酸化に強く、炒めものや揚げ物など、加熱料理にも積極的に使える万能オイルとしても知られています。
とっても簡単!ココナッツオイルコーヒー
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ココナッツオイルは気温が20度以下になると自然と凝固し始めます。冷たいコーヒーだとオイルが固まってしまうため、ホットコーヒーに混ぜて飲みましょう。固まっているものは、スプーン1〜2杯ほどをコーヒーに入れて混ぜるとすぐに溶けます。好みに合わせてココナッツオイルの量を調節して楽しんで。
ヴァージンココナッツオイルを使おう
一概にココナッツオイルといっても、たくさんの種類があります。
コールドプレス製法、つまり、低温で圧搾しただけのものを、『ヴァージンココナッツオイル』といいます。
コールドプレス製法とは、温度が上がらないように、ゆっくりと絞り出す製法。オイルの風味や香り、栄養素を損なわずに抽出できるため、より質の高いオイルといえます。ココナッツオイルの効果を最大限に活かすために、選び方にも気をつけてみてください。
まとめ
ココナッツオイルを摂取するタイミングは、朝の空腹時がおすすめです。 ココナッツオイルを摂取すると体内でケトン体に変わりますが、このケトン体を作りやすいのは血中にブドウ糖がない時。寒い冬の温かスイッチ、モーニングコーヒーにプラスして楽しんでみてください。食用だけでなくスキンケアやヘアケアなど、とにかく万能なココナッツオイル。いろんな使い方を楽しんでみてくださいね^^