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「休み明けの会社がつらい」年始鬱を回避するためにすべきこととは

ライフスタイル

長期休暇ももう終わり。仕事が始まるととたんに日常がせわしなくなり、休日とのギャップに現実逃避したくなりませんか? 長期休暇明けの鬱を上手に乗り越える方法を考えてみましょう。

伊藤香奈

体のリズムを取り戻すには?

長期休暇明けの仕事始めは、いつものスピードに戻したいのに心も体も戻っていかない焦りからくる「鬱」になりやすくなります。無理なく今までの通勤リズムを取り戻すには、朝しっかり体を目覚めさせ、夜ぐっすりと眠ることがとても大切。いつも以上に朝と夜の過ごし方を丁寧にしてみましょう。

朝の体をしっかり目覚めさせる

朝の体をしっかりと起こすことが大切です。目覚ましを止めたらすぐにカーテンを開けて、しっかりと日光を浴びましょう。曇りや雨の日は部屋の電気をつけて、目から入る光で体を起こすことも大切です。さらに伸びをしたり、大きく深呼吸したり、呼吸で体を内側から刺激するのもいいでしょう。

朝行うことができる簡単な呼吸法は「あっかんべー&呼吸」。鼻から大きく息を吸ったら、舌を思い切り下にのばして「あっかんべー」の形で力強く吐き出します。「ハーッ!」と音がなるほど吐き出す呼吸を数呼吸繰り返すと、呼吸が深くなるだけでなく、顔も程よくほぐされるので朝のむくみにも効果的です。

夜の体をしっかり休める

長期休暇中は、いつもの仕事がある週末よりもさらにリラックスしていたはず。自律神経でいえば、副交感神経が優位な時間が長かったのではないでしょうか。いきなり仕事モードに切り替えて交感神経が優位になると、なかなかスイッチの切り替えができず、家についても交感神経が優位なままになりがち。興奮状態が収まらず、なかなか寝付けないという状態が起こりやすくなります。そんな状態になる前に、夜の体をしっかり休め「スイッチオフ」することを意識的に行いましょう。

交感神経をオフするには“体をゆるめる”のが簡単でわかりやすい方法です。お風呂に入ってゆったりしたり、寝る前に前屈のストレッチでマインドを落ち着かせるなど、筋肉を緩めることを意識するだけでOK。夜に行える簡単な呼吸方法は、吐く呼吸を吸う呼吸の倍の長さにする呼吸。3カウントで吸い込んだら6カウントで吐き出すなど、吐く呼吸を長くするだけでもリラックス効果があります。

いきなりフルスピードにしなくてもOK!

お休み明けは前向きな気持ちになりがちですが、長いお休み明けの場合、体がいつものペースに戻るには少し時間がかかります。急に無理をしすぎると体調を崩しやすく、それが心の落ち込みにも繋がります。鬱にならないためには、無理なく体調管理をしていくことをまず心がけましょう。

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