6.ひんやりシュワシュワでテンション上がる!
こちらは、色水の泡があふれる噴火実験!クエン酸と重曹を使った不思議な色水遊びです。
実験の手順はこちらの3ステップ。
1. クエン酸と重曹を1:1.3の割合でボウルに混ぜ合わせる
2. 水に食紅を入れて色水を作る
3. 粉に色水を少しずつ注ぐ
シュワシュワ~と音がして泡が混ざった色水があふれてきます。
これは「中和反応」を利用した実験。酸性のクエン酸に、塩基性の重曹が反応して二酸化炭素が発生し、容器内に収まりきらなくなってブクブクとあふれてくるというわけです。
この反応は「吸熱反応」とも呼ばれ、反応後の水はキンキンに冷やした水のようになるので、まさに暑い日の実験遊びにはぴったり♪
クエン酸や重曹は100円ショップで手に入りますので、ぜひチャレンジしてみてください。
7.お水をあげたらお花が咲いた
続いてはとってもかわいい水遊び。画用紙で作ったお花を水面に浮かべて、じょうろで水をあげると…なんとお花が咲くんです!
遊び方の手順はこちら。
1. 画用紙にクレヨンでお花の絵を描く
2. はさみで切る
3. 花びらを中心に向かって折りたたむ
4. トレイに置く
5. じょうろで水をかける
工作と実験、水遊びを楽しめるなんとも贅沢な遊びですね♪
お花の中にメッセージを書くと、ちょっとしたサプライズにもなります!
8.ペットボトルで水道作り!
こちらも水遊びしながら理科への関心にもつながる楽しい実験です。
1. ペットボトルの下3cmくらいのところにキリ(画びょう)で穴をあける
2. 水をペットボトルに入れ、ふたを閉めたり開けたりして水の動きを観察する
これだけで、ペットボトルが水道の蛇口のようになるんです!ふたを開けると穴から水が出て、ふたを閉めると水は止まります。
ペットボトルに穴が開いているのに水がこぼれてこない理由は、表面張力によって水分子が引っ張り合っているから。小さな穴から水が出てくる力より、水分子 同士が引っ張り合う力の方が強いため、水が出てこないというわけなんですね。
ふたを開けると水が出てくるのは、ふたの上から大気圧によって水が押し出されるので、表面張力だけでは支えられなくなるためです。
簡単なしかけで、「どうして?」と子どもの知的好奇心を膨らませることができる遊びです。