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タオル1本あればOK!肩こりを解消する「3ステップストレッチ」

デスクワークの人だけでなく、職業、性別、世代を問わず「肩こり」「首の痛み」「背中の張り」に悩んでいる人は多いはず。これ以上辛くならないように、肩まわりの強ばりを解消しましょう。用意するのはタオル1本のみ!ヨガのウォームアップにもぴったりなタオルストレッチを紹介します。

須藤玲子

肩こりの原因

肩こりの原因は様々ですが、多くはずっと同じ姿勢をとること、運動不足、ストレスなどによる血行不良が原因と考えられます。また、長時間のパソコン作業による眼精疲労が関わっていることもあるでしょう。一般的な大人の頭部は5~6キロ程度の重みがあると言われています。日々、この重い頭を首や肩で支えています。5~6キロの重みを想像してみてください。たとえ何もしなくても首や肩には大きな負荷がかかっているのです。

血行を促進しよう

長時間、パソコンやスマホを見続ける人は、同じ姿勢をとり続けるだけでなく、猫背になったり、画面を見続けることで目が疲労したり、思ったより身体に大きな負担がかかっているかもしれません。仕事の合間や隙間の時間を使って、意識して体を動かしすことが大切。ガチガチになった筋肉をほぐし血行促進をこころがけましょう。

タオルを使った「3ステップストレッチ」

フェイスタオル1本を用意します。椅子に座るか、床やマットに安楽座などの楽な姿勢で座り呼吸を整えてからスタート。

安楽座

ステップ1

ポイント:呼吸を深く保ち、丁寧にゆっくりと

1.首にタオルをかけ、両手で端を持ちタオルがたるまないように手前に軽く引く

2.首の後ろをタオルで支えながら首を数回まわす

3.逆回りも同様に行う

ステップ2

ポイント:肩、背中、肩甲骨周りに意識を向け、呼吸に合わせてゆっくりと

1.両手でタオルを広めに持ち、肘を伸ばして身体の前にセットする

2.吸う息で肘を伸ばしたまま天井方向へ持ち上げる

3.吐く息で肘を曲げ、肩甲骨を寄せながらタオルを頭の後ろに引き下げる

4.吸う息で2に戻り吐く息で1に戻る

5.1~4の動きを一呼吸一動作で行い繰り返す

ステップ3

ポイント:肩甲骨を動かすように、呼吸に合わせてゆっくりと

1.両手で肩幅より少し広めにタオルを持つ

2.肘を伸ばしたまま両手を天井へ持ち上げる

3.肘を伸ばしたまま、天井と平行の円を描くように肩を回す

4.逆回りも同様に行う

タオルストレッチのメリット

一番のメリットは手軽さ、特別なグッズを購入しなくても自宅にあるタオル1本でできることです。両手を上げる動作が困難な人でもタオルの力を借りることで心地よく動くことができます。短時間でも血行がよくなり身体がぽかぽかと温かくなることを実感できるはず。無理をせず深い呼吸に合わせながら自分のペースでやってみましょう。

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