採れたての旬のフルーツは、まさに至福の味わいですよね。しかし早めに食べないとせっかくのフルーツも台なしに。そこで簡単な工程でできあがる「ドライフルーツ」の作り方を、おすすめのアレンジ料理とともにご紹介したいと思います。ドライフルーツの深い味わいを、ぜひお試しあれ!
akiyon
旬のフルーツを無駄にしない方法
いちごやみかん、りんごなど、冬のフルーツはみずみずしくて甘酸っぱい味わいが最高ですよね♪ そんな旬のフルーツも、早めに食べてしまわないとすぐに傷んでしまってムダにしてしまうことも……。
そこでフルーツを最後までおいしく食べつくす方法として、「ドライフルーツ」の作り方をご紹介したいと思います。そのまま食べてもおいしく、また簡単な活用レシピもぜひ参考にしてみてください。生のフルーツにはない濃厚な味と香りを、ぜひお試しあれ!
切って干すだけ!「ドライフルーツ」の作り方
それでは、ドライフルーツの作り方をご紹介します。食べきれなかったフルーツは冷蔵庫に入れておくよりも、干した方が味わいも豊かになり、楽しみ方のバリエ―ションも増えます。工程はごくシンプルですので、気軽にチャレンジしてみてくださいね♪
材料
・旬のフルーツ(おいしくて、お手ごろな価格で購入できます♪)
・竹や金属製のざる、揚げ物を切る網など干す道具(家庭にあるもので風通しのよいものならOKです)
作り方
フルーツは洗ったあとよく水気を拭き取ると、早く乾きカビの発生も防げます。薄くカットするほど早く乾燥しますが、種類によって乾く速度は異なります。いろいろなフルーツとカット方法で、食感や味わいの違いを楽しんでみたいですよね♪
今回は、まず、旬のりんごを皮つきのまま、3種類のカット方法で切ってみることにしました。
彩りのよい旬のいちごやキウイも干してみることに。いちごは薄切りにしたものと厚めのものを、キウイは輪切りにしたものを用意しました。
国産レモンなどの柑橘類も、旬のおいしいものがたくさん出回っているので使うことに。また、通年手に入りやすいバナナも干すとおいしそう!断面のかわいらしさも意識しながら、それぞれ薄めの輪切りにしてみました。
竹ざるなどの干す道具に、カットしたフルーツを重ならないように並べます。それぞれどんどん小さくなるので、あまり離して並べなくても大丈夫です。
このままでもとてもおいしいフルーツが、どんな食感や味わいに変化するのか、とても楽しみになってきました♪
陽当たりがよい庭やベランダなどで干し始めます。フルーツの種類によって乾く速度は異なりますが、冬場ならだいたい3~4日ほどでできあがります。また、半日~一日ほど干したセミドライタイプのものもおいしいですよ♪
ざるを使う場合は、下にお皿や台を置くと風通しがよくなります。途中フルーツの表と裏をひっくり返して、まんべんなく乾くようにします。
陽当たりのよい窓辺で干してもOK!冬季は室内も乾燥しているので、思ったより早く乾燥するんです。筆者は昼間は外、夜間は室内と場所を変えながら干してみましたが、どちらもよく乾燥が進みましたよ♪
こちらは干し始めから約24時間後のフルーツです。表面が乾いて少し小さくなっていますが、まだまだ水分が残った状態。あたりが甘酸っぱい香りでいっぱいになり、食べてみると甘味も強くなっています。
セミドライタイプを楽しみたいなら、ここで完成!このままヨーグルトに添えたり、焼き菓子のトッピングにするとおいしいと思います♪
4日間干したフルーツがこちら。ずいぶん小さくなっているのがわかりますよね?香りはいっそう強くなり、濃厚な味わいを期待できそう!
それでは、それぞれのドライフルーツがどんな状態に仕上がったか、ご紹介していきましょう。