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[京都の老舗]甘党にも辛党にもおすすめ!「豆政」のバリエーション豊かな豆菓子をおみやげに

1000年以上もの間、都として栄えた京都では、多種多様な専門店が今なお残り、人々の生活に潤いを与えています。今回ご紹介する「豆政(まめまさ)」は豆を専門にするお菓子店。甘いものから辛いものまでさまざま揃い、地元の人たちには日常のお菓子としても愛されていて、手みやげにすると大層喜ばれます。日持ちするので旅のおみやげにもおすすめです。

創業明治17年、京都の豆菓子といえば「豆政」

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家具屋通りとしても親しまれる京都市中京区夷川通にある「豆政 本店」。風格のある立派な店構えです。明治17年(1884)に創業者の角田政吉氏が豆の雑穀商として創業した場所で140年にわたり商いを続けています。

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えんどう豆と鳩の木彫りのロゴが施された「登録商標 夷川五色豆」の看板が歴史をものがたります。

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路面はガラス張りで、外から中の様子が見渡せ、一見さんでも入りやすい雰囲気。中には豆菓子や和菓子などが所狭しと並びます。種類が多くて、初めて来た人は何を選べばよいのか迷うかもしれませんね。今回は、ぜひコレは食べてもらいたい、おすすめの商品を厳選してご紹介します。

ビールのつまみにも最適、つまむ手が止まらないイチオシの豆菓子

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イチオシは、豆菓子シリーズ「弥次喜多 京の豆(まめ)道中」。豆のこうばしさにプラスして、七味やカレーなど味のバリエーションがたくさんあり、組み合わせて手みやげにすると「食べ出したら止まらへん!」と大変喜ばれます。

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甘いもの辛いもの、いろいろありますが、どれか3つ挙げるとすると「カレービンズ」「わさびピーナッツ」「イタリアンピーナッツ」。「カレービンズ」はサクッと揚げた空豆にカレーパウダーをまぶした豆菓子で、軽い歯ざわりとカレーのスパイスが特長。わさびピーナッツはツンとくるわさびと海苔の風味がアクセント。カリッとした歯応えと豆の香ばしさも絶品です。

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「カレービンズ」、「わさびピーナッツ」、「イタリアンピーナッツ」 各410円

最新作の「イタリアンピーナッツ」はトリュフ味。初めて食べたとき、思わず「何これ」と口走ってしまったほどの不思議なおいしさ。どの豆も職人さんが直火で少量ずつ煎っているので、豆の香りと香ばしさが格別です。1袋410円と手頃でたっぷり入ってお買い得なうえに常温で日持ちが90日以上あるので、気を使わない相手や家族へのおみやげにオススメ。

季節ごとに柄が変わる京都の風景のパッケージ

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わさびピーナッツやカレービーンズ(レーズン入り)などは、京都の街並みを描いたパッケージに入った「京の町かど」シリーズにもなっています。清水寺や祇園町、嵐山など名所の春夏秋冬が描かれており、季節ごとにパッケージが変わります。京都らしいおみやげを探している人にはこちらがオススメ。

豆政を代表する2大ロングセラー「夷川五色豆」と「すはま」

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「五色豆」125g袋入り475円 345g木桝入(要予約)1728円

「京名物を」という方には、夷川五色豆がおすすめ。五色豆は初代が明治20年に考案。当時白色しかなかった砂糖掛のえんどう豆に青(青のり)・赤・黄・黒(ニッキの褐色)の四色を加えた「五色砂糖掛豆」は、宮中五彩色を表現していることから縁起物としても親しまれ、明治40年頃には、八ッ橋と並ぶ京名物となりました。

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新作は、歴史ある五色豆を現代風にアレンジした「クリーム五色豆」。中の豆を食感がしっかりとしたえんどう豆からピーナッツに変えてクリームパウダーで仕上げたやわらかい五色豆です。食べやすいのでお歳を召した人にも人気なのだとか。おじいちゃん、おばあちゃんへのおみやげにしても喜ばれそうです。

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「クリーム五色豆」702円(日持ち100日)

ミルク・いちご・バナナ・珈琲・抹茶の5つの味も洋風のクリーム五色豆は、創業120周年を記念した商品です。

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「すはまだんご」5本袋入り270円、 20本箱入り810円

もう一つのロングセラー商品が「すはまだんご」です。もともとは竿菓子といって、羊羹のような形をしていたものを食べやすく串団子の形にしたのも先代です。

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お団子のようですが、これも豆からできた和菓子。国産のきなこを水飴で練って丸めて、舞妓さんのおちょぼ口でも食べられるくらいの小さな串団子に仕上げてあります。材料が豆なのでヘルシーで、甘いものを食べている罪悪感を感じさせないのがよいですね。濃いめの緑茶やコーヒーによく合います。

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