⑥献立作り&食品の在庫管理はAIアプリにおまかせ
「やらなくてもいいこと」のひとつに、「時間をかける家事」があります。具体的には料理の献立作りや食品の在庫管理。食事は絶対に必要で、栄養を意識したいですが、献立を考えるのも在庫管理して買い出しするのも時間がかかります。
それならAIにまかせましょう。「pecco(ぺっこ)」というアプリなら、今ある食材と調味料を登録すれば、AIが今作れるレシピを提案してくれます。賞味期限が近い食材も教えてくれるので、フードロスも防いで安心です。
⑦掃除だけ”しない、“ついで&ながら”掃除
掃除は汚れをためてしまうと時間がかかります。「掃除をするぞ!」と意気込むより、日常の中で“ついで”に、何かし“ながら”の掃除だと時短です。たとえば洗面所の壁にぺたっとくっつくスポンジなら、洗面台を使うたびに洗って清潔に。
掃除用の手袋は、手にはめてなでるだけで汚れやほこりを取り除けます。キッチンの戸棚や家具、家電、窓のブラインドなどもなでるだけ。家を回るついでにささっと掃除ができますよ。
⑧洗濯物はたたまない
洗った衣服をたたむのをやめてみませんか。服はハンガーにかけたままラックに掛けて。タオルやハンカチはカゴに入れて取り出す方式に。たたむ時間が減るだけで、かなりの時短になりますよ。スリムなハンガーラックもチェックして。
時間に追い詰められないための「マインド」
⑨完璧を求めない
一日の時間を使い切ってしまうほど忙しい人は、全ての作業のクオリティを高くしようとしています。いわゆる完璧主義です。たしかに丁寧におこなうことは大切ですが、全てが完璧である必要はありません。
自己満足の“完璧”なら手放しましょう。50~60%でいいものを、100%にしようとはせず、その分のエネルギーは取っておいて。不安でも大丈夫、ちゃんとできています。完璧を手放すと、自由な時間も増えていきますよ。
⑩勇気を出して頼ってみよう
時間がないほど忙しい人は、なんでも自分で抱え込んでしまいます。責任感が強く、自分でがんばろうとするのは素晴らしい信念です。でも、追い詰められてしまうと自分がつらいだけ。少しずつ、頼ってみませんか。
頼ることは責任を放棄するわけではありません。一生頼り続けるわけでもありません。ちょっと頼ることは、お互いのためにもなります。周りに声をかけてみましょう。
人だけでなく、たとえば料理は全て手作りではなく、レトルトや冷凍食品をガンガン利用するのも“頼る”方法のひとつです。