人気モデル・野沢和香さんが実践する、心に響くアーサナで毎日をハッピーに !
ヨガジャーナル日本版編集部
「毎日が物足りない」ときに心を満たす3ポーズ
みんなが明るくハッピーに見える時に仕事や家事に追われていたり、何も予定がなかったり……。自分だけが取り残されたような、「なんだか物足りない」という気分になりがちですよね。
そんなとき、私が心掛けているのがヨガ哲学の「知足=サントーシャ」。知足とは、今あるものに目を向けることが幸せにつながる、という教えです。
物足りなさを感じるときは、求めすぎ、頑張りすぎなど“too much”になっていることが多いもの。だから、まずは心身を休めて落ち着きを取り戻します。それから視点を少し変えて、「足りないもの」から「今、あるもの」に目を向けてみる。たとえば親からの愛情などを、私はよく思い出してみます。そうすると、「今も幸せ」とだんだん心が満たされていくんです。
今回紹介するのは「休む→視点を変えて自分の今を見つめる」という知足へのプロセスを実践できるヨガポーズ。頑張りすぎず、ゆったりした気持ちで試してみて!
01 WARMINGUP:チャイルドポーズのアレンジ
目的:リラックスしてクッションに体を預け焦る気持ちを落ち着かせる
HOW TO
正座になり、膝の前にクッション、またはボルスターを置く。上体を前へ倒し、頰をクッションにつけて脱力。気持ちが落ち着くまでキープする。
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
02 MAIN POSE:プラサリタパードッターナーサナ
目的:立位の開脚前屈で逆さまの景色を眺めいつもと違う視点に気づく
HOW TO
1.両脚を開き、股関節から上体を前倒させて両手を床につく。
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
2.両肘を横に開き、脚の間から景色を見ながら5呼吸キープ。膝が曲がる人は、脚幅を狭めると伸ばしやすい。
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
03 COOL DOWN:パスチモッターナーサナのアレンジ
目的:膝をゆるめた座位の前屈でゆっくり呼吸をしながら自分の内側に意識を向ける
HOW TO
長座になり、両脚を腰幅に開いて膝を軽く曲げる。股関節から上体を前倒させ、手はラクな位置に。太腿に体を預け、首の力を抜いて10呼吸キープ。
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
教えてくれたのは…野沢和香先生
モデル&ヨガインストラクター。雑誌『VERY』(光文社)やCMなどで活躍するモデル。2007年にRYT200を取得後、ヨガインストラクターとしても活躍。2018年6月にRYT500を取得 !