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両家顔合わせの食事会とは?服装から手土産・しおり・場所・当日の流れまで

ライフスタイル

婚約が決まったら、両家顔合わせの準備が必要になります。日程や場所の調整、当日の服装、しおり、挨拶の事前準備など、意外とすることが多いもの。この記事では、事前に必要な情報をすべて網羅!記事内のチェックリストで確認しながら準備を進めて、当日に備えてくださいね。

女性の服装例

・膝下のワンピース
・落ち着いた色味のスーツ
・訪問着や色留袖などの和装
など

両家顔合わせの当日の流れ

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sunday rippleさんの「顔合わせのしおりA」

顔合わせに決まった形式はありません。当日滞りなく計画的に進めるために、一般的な流れをご紹介します。

両家顔合わせの当日の流れ

1.待ち合わせ
2.着席
3.始まりの挨拶
4.家族紹介
5.記念品の披露・交換
6.乾杯
7.食事・歓談
8.結びの挨拶

1.待ち合わせ

待ち合わせは男性側と女性側がそれぞれ自分の家族と待ち合わせし、そろってから家族ごとに会場へ向かいます。待ち合わせ場所は会場の前は避けて、会場の最寄り駅や会場からすこし離れた場所にするのが一般的。別の場所で待ち合わせることで、事前に親に段取りを伝えやすくなります。余裕をもって待ち合わせ時間の10分前には会場に到着しておくようにしましょう。

2.着席

会場内で座る席順は、入口から遠い方が新郎側、近い方が新婦側になるようにします。さらに、奥から父親、母親の順に座ります。婚約したふたりは下座に座ります。兄弟姉妹が参加する場合も両親とふたりの席順は変わらず、入口から一番近い位置に座ってもらうことが多いようです。兄弟姉妹が複数人いる場合は、年齢順で座るのが一般的です。また、丸テーブルの場合も、入口から最も遠い席が上座、入口から最も近い席が下座となります。

両家顔合わせの席順

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3.始まりの挨拶

始まりの挨拶は、全員の着席後、食事会の進行役をすることが多い男性か、男性の父親が執り行うケースが一般的です。ただし、誰が挨拶をするかの明確なルールはないので、女性がするのももちろんOK。事前に挨拶の内容を考えられるよう、誰がどのタイミングで挨拶をするかはしっかり両家で擦り合わせておきましょう。

始まりの挨拶の例文

本日はお忙しい中、私たちのために集まっていただきまして、ありがとうございます。この食事会は、私〇〇と、△△さんの婚約のご報告のために設けさせていただきました。これを機に、お互いの家族の親睦を深めらたら幸いです。どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

4.家族紹介

家族紹介は婚約者であるふたりや両家どちらかの父親が進行役になることが多いです。まずふたりが自己紹介をし、続いて、父、母と紹介していくのが一般的。ただし、参加者がそれぞれ自己紹介をするパターンでもOKです。いずれも男性側から自分(本人)・男性の両親の順で行い、男性側の紹介が終わったら女性側も自分(本人)・女性の両親の順で行うのが一般的です。

5.記念品の披露・交換

婚約を記念し、記念品を披露・交換する場合があります。披露・交換をする場合は、食事の前に行います。男性から女性へは婚約指輪を、女性から男性へは腕時計を贈ることが多いといわれています。両家顔合わせの場で男性が女性の指に婚約指輪をはめるところを披露するのも良いですね。披露・交換をした後は「今後ともよろしくお願いします」など、改めて挨拶を述べて、次のプログラムにつなげましょう。

6.乾杯

記念品の披露・交換が終わったら、会食が始まる前に、進行役が音頭を取り全員で「乾杯」をします。乾杯の音頭を取るのは、進行役(男性や男性の父親)が一般的。音頭は、簡単か手短なものがベスト。食事を楽しんでもらうために、おもてなしの気持ちを込めたひとことを添えるのがおすすめ。親が挨拶をする場合は、両家のつながりやふたりを祝福する言葉を添えるのも良いですね。

7.食事・歓談

食事中は、会話に花が咲いて、ついつい飲み過ぎないようにしましょう。婚約者のふたりは自分たちも歓談を楽しみながら、場の雰囲気が和やかになるよう気配りを忘れずに。両親が緊張のあまりに会話が続かない場合もあるので、会話が弾むようにあらかじめ話題を考えておくのがベスト。天気や季節の話題、その日に感じたことやニュースなどを話題にするのもおすすめです。

8.結びの挨拶

ほどよい頃合いを見て、会食の終わりに結びの挨拶を行います。男性の父親がするケースもありますが、婚約者のふたりが行うのが一般的。挨拶の内容は、両家顔合わせ参加へのお礼の気持ちや今後の抱負などを入れると◎。挨拶の内容は事前に考えておき、くだけ過ぎず、かしこまりすぎない言葉遣いで進められるように心がけましょう。

結びの挨拶の例文

本日は、ありがとうございました。こうして両家の親睦を深める機会になりましたことを嬉しく思います。これから、色々とご相談に乗っていただくこともあるかと思いますので、どうか温かくご指導いただけましたら幸いです。今後とも、よろしくお願いいたします。

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