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3歳が言うことを聞かないのはなぜ?怒鳴る・叩く理由とは?適切な対処法を保育士がアドバイス

子育て

3歳の頃は自立心がさらに成長し、1歳から2歳のイヤイヤ期から一歩進んだ「反抗期」を迎える子どももいます。言うことを聞かない子どもとの毎日に疲れて思わず怒鳴ったり叩きたくなってしまうことも…。疲れる3歳の対処法を保育士が解説します。

食事中にフラフラと歩き回り、注意しても聞かないときは?

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生活面でのルールなど、自立し理解しているにも関わらず、食事の途中に遊びだしたり、立ち歩くようなときは、「もうごちそうさまかな?」と聞きます。

それでもテーブルに戻ってこなかったり、何度も繰り返す場合は、「もうおしまいね。」と言って片づけます。

泣いても暴れても、食事を再度渡すことはしません。辛いですが、毅然とした態度で対応し、食事中は立って歩かない、遊ばない、ということをしっかり伝えましょう。

いたずらなど悪いことばかりするときは?

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その都度してはいけないことだということを怒鳴らず、怒りつけず、冷静に伝えます。
また、いたずらにつながるものを子どもの手の届くところへ置かないように気をつけましょう。

いたずらは、子どもにとっては遊びの一つです。遊び足りない、刺激が欲しいなど、心が遊びを欲している状態でもあります。

時にはいたずら遊びが子どもの想像力を育てることも多くあります。
段ボールやペットボトル、レジ袋、など、廃材を使って遊ぶことは、いたずら遊びに近い感覚を得られ、楽しめます。

ダメだよ、といってもその行動をやめないときは?

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保護者や他人に対して、いたずらをしたり叩いたり、意地悪をした場合は、なぜいけないのかを伝えるとともに、相手に対して子どもと一緒に「ごめんなさい」とお詫びをしましょう。
いたずらをした子どもに対して、怒ったり言って聞かせるだけではいけません。相手がいる場合は、必ずお詫びをすることも伝えましょう。

子ども一人だけで謝ることがむずかしい場合は、ママ・パパも声を出して一緒に言ってあげるといいですね。そのときに子どもが「ごめんなさい」と言えなくても、そのことについては叱ったり説き伏せる必要はありません。
いつか保護者の姿を見て、謝れるようになりますよ。

人に対して直接ではないいたずらをしたり、騒いだり、迷惑をかけるようなことをしている場合に注意をしてもやめない場合は、違う場所へ連れていくなどして、なぜダメなのかを伝えます。注意をしても泣いたり叫んだり、叩いてきたりして話を聞けない場合は、その場所から退散しましょう。

このように保護者が対応することで、いけないこと・社会のルール・迷惑な行動などを伝えます。

公共の場で騒いだり、走り回ったりすることはいけないことと、どんなに小さくても教え続けることが大切です。

子どもから離れる時間を!周囲に頼り上手くストレス発散をしよう

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子どもと四六時中一緒にいることは、とても大変なことです。
保育園や幼稚園へまだ通っていない場合は、一時預かりを利用したり、実家やパパ(ママ)に預け、週末の数時間だけでも自分の時間を持ちましょう。

また、家庭内ではママ・パパがよく話し合い、子育てに関して情報を共有したり協力し合うことが大切です。

それがむずかしい場合は、民間の託児所や自治体の子ども預かり事業などを利用しましょう。美容院、通院、気分転換など仕事が理由でなくても利用できますよ。

上手く周囲に頼り、ストレスを発散することは心に余裕ができ、子どもとの関わりでもイライラが軽減するはずです。

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