最後は、カットされた「断面」からおいしさを見分ける方法。主な野菜は、白菜とキャベツです。まずはお鍋の定番、「白菜」から。見てほしいのは、外側の葉っぱと中身の色が見える角度です。
(野菜ソムリエプロ・横山美紀さん)
「外の葉っぱと中の薄い黄色のコントラストがハッキリしているものは、栄養をたくさん詰め込んでいる。緑の葉っぱでたくさん光合成をすると、中に栄養をためこむ」
CBCテレビ:画像『チャント!』
同じ白菜なら外側の緑色がより濃い方が、旨味も水分も多くおいしいとのこと。ちなみに、たまに黒い斑点がついているものを見たことはありませんか?これは痛んでいるのではなく、「ポリフェノール」が浮き出たもの。食べても特に問題はありません。
キャベツも、白菜と同じように外側と内側の色のコントラストがはっきりしているものがおいしさのサインですが、もう一つパッと見ておいしさがわかる部分が“芯の高さ”です。
(野菜ソムリエプロ・横山美紀さん)
「芯は成長するとどうなる?(茎になり、花が咲く?)植物にとって花を咲かせ種を残すことは、ものすごく重要。そのために今、栄養をためこんでいる」
CBCテレビ:画像『チャント!』
茎が伸びすぎると身が固くなるため、一番おいしいキャベツを見分けるポイントは「全体の3分の2まで茎が伸びているもの」です。
暮らしのギモンちょいと解決しましょう課、今回の報告は「野菜のおいしさは、形や断面で見極めることができる!調理しにくい小さなレンコンや芯の高いキャベツなど、意外な見た目だがおいしいものもある!」でした。今年の冬の買い物の参考にしてみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」11月17日放送より