精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。
こんにちは!精神科医しょうです。
「朝はテンションも上がらないし、正直苦手..」
「朝から機嫌よく過ごしている人がうらやましいなあ..」
あなたはこんな風に感じたことはありませんか? 1日のスタートである朝から機嫌よく過ごす事が出来れば、1日の充実感や生産性の向上につながるなどメリットも多いです。なので、今回紹介する3つの習慣をぜひ取り入れて見てほしいんですね。もちろん低血圧の傾向があるなど色々な原因で、どうしても朝に苦手意識を持つ人もいらっしゃると思います。そのため、今回紹介する方法もぜひ無理のない範囲で試して見てください。
朝から機嫌のよい人がやっている朝習慣3選
朝から機嫌がよい人がやっている朝習慣はこの3つになります。
①瞑想をする
②ネガティブなニュースに触れすぎない
③モーニングルーティンを決めておく
では1つずつ解説していきましょう!
①瞑想をする
瞑想をすることで、このような効果が期待できます。
リラックスと安定感
→瞑想はリラックス状態を促進し、深い安定感をもたらします。そのため朝からリラックスできることで、あなたの朝の機嫌を良くしてくれ、日中のストレスに対する耐性も向上するんですね。
ストレス解消
→瞑想はストレスホルモンの減少につながり、心身のストレスを解消します。これにより、朝の機嫌が改善されることがあります。
クリアな思考
→瞑想は集中力を高め、クリアで冴えた思考を促進します。そのため朝から仕事やタスクに集中しやすくなり、気持ちよく1日のスタートを切る事ができるでしょう。朝から仕事やタスクが進めば、自然と機嫌も良くなりますよね。
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②ネガティブなニュースから距離をおく
ネガティブなニュースに触れすぎない事で、次のような効果が期待できます。
ストレスの軽減
→ネガティブなニュースはたびたび、よけいな不安やストレスの原因になります。
そのためネガティブなニュースから距離をおくことで、朝からストレスが軽減され、リラックスした状態を維持しやすくなるでしょう。
心理的な安定感
→ネガティブなニュースから距離をおき、ポジティブな情報に焦点を当てることで、心理的な安定感が生まれます。
朝から、気持ちが明るくなるようなニュースや心が温まるニュースに触れると、気持ちも良くなりますよね。
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③モーニングルーティンを決めておく
モーニングルーティンを決めておくことで、次のような効果が期待できます。
心の余裕が生まれる
→ルーティンを作ることで朝の流れが予測可能になり、安心感が生まれます。このように予測が可能になると、焦りの減少にもつながりストレスを軽減し心の余裕へとつながります。またルーティンを持つことで、朝の始まりがスムーズになります。決まった手順に従うことで混乱を避け、冷静さを保てることも心の余裕を生んでくれるでしょう。