京都人がこよなく愛す、京漬物の老舗/村上重本店
天保3年(1832年)から四条河原町の一等地に店を構えている漬物専門店「村上重本店(むらかみじゅうほんてん)」。京都に住む人にとってもちょっとした贅沢であり「村上重本店の漬物が一番好き」という人も多い、特別感のあるお店です。
店内にはおよそ40種類の漬物や佃煮が並びます
小分けにされたお漬物(500円〜)を選んでザルにとっていくのも楽しいひととき。一番のベストセラーは通年購入できるしば漬。しば漬だけでもきゅうり、ナス、みょうが、生姜を漬け込んだ赤紫蘇の「しば漬」や、青紫蘇で漬けた「京高瀬」など数種あり目移りしてしまいます。有名な「千枚漬」は11月初旬〜2月末までの限定品なので、時期があえばぜひ味わってみてください。
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創業400年の老舗が発信するモダン和菓子に注目/京御菓子司 亀屋清永 本店
400年以上の歴史をもつ京菓子の老舗「京御菓子司 亀屋清永(きょうおんかしつかさ かめやきよなが)」は、八坂神社の西楼門の斜向かいに店を構えています。京都に数ある和菓子店の中でも、朝廷にお菓子を納めることを許されたお店がもつ屋号「京御菓子司」がついているのはわずか28軒のみです。
「清浄歓喜団」1個(箱入り)702円
そんな深い歴史を伝えるお菓子が「清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)」。はるか昔、奈良時代に遣唐使が持ち帰った唐菓子をルーツとしています。あんの中に七種のお香(白檀や桂皮など)が入っているのもお供え菓子ならでは。やや硬めなので、トースター等で軽く焼いて食べるのがおすすめです。
和菓子屋さんが作った京都・祇園 気まぐれ蒸しカヌレ」6個入りセット1620円、各種1個270円
歴史を重んじつつモダンな和菓子を発信し続けるのもこちらの魅力。注目は京都の名産品を取り入れた2023年の新作「蒸しカヌレ」です。味は6種類で、京都の銘酒や白味噌を使ったカヌレなど、それぞれ京都ならではの素材が使われています。新しいもの好きな方へのおもたせにもぴったりです。
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●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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●この記事は『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。
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