眠りが浅い人や、なかなか眠れないという人など、睡眠の悩みをお持ちの人におすすめのエクササイズをご紹介します。寝る前にこれをするだけで睡眠の質が変わる、ベッドの上でできる股関節ほぐしヨガです。
睡眠の質が悪いと心身に悪影響が
眠りが浅い、寝つきが悪い、などの不眠症状が続くと、心身の疲れが取れず、朝から体の重だるさを感じたり、一日やる気が起きないといった不調が起こってしまいます。
また集中力が低下すると、仕事の作業効率も低下。他にも些細なことでイライラしやすくなったり、心にも悪影響が出てしまいます。
美容や健康面にも悪い効果が。睡眠中は、成長ホルモンが分泌されることで疲労回復が行われたり、睡眠ホルモンと呼ばれている抗酸化力の高いメラトニンが働くことで細胞の修復や再生が行われます。寝不足が続くとこれらのホルモンが適切に分泌されず、肌荒れや太りやすくなるなどの影響ももたらします。
質の高い睡眠をもたらす「股関節ヨガ」
私たちの体温は睡眠と深い関係をもっています。
活動する日中は体温は高く保たれていますが、眠りにつく時には深部の体温が下がります。そのおかげで体と脳がしっかりと休息を取れる、という仕組みになっています。
スムーズな入眠のためには、一度体の体温を上げて睡眠に向けて体の深部の体温を下げていくことが大切です。睡眠時間の1〜2時間くらい前に40度くらいのぬるめのお風呂につかったり、体を温めるにはヨガを取り入れてみましょう。
ヨガがもたらす安眠効果
ヨガには体の循環を良くして、深部体温をスムーズに下げる効果があります。たくさんあるヨガのポーズの中でも、おすすめなのが体の中心部である股関節周りを動かすポーズ。体の緊張がほぐれて、心身ともにリラックス。深い眠りにつきやすくなります。
ぐっすり眠るための股関節ほぐしヨガ
①仰向けになり膝を抱え、両膝を同じ方向にぐるぐる回します。※反対回しも行います。
photo by Yuki Nakamura
②両膝をつかんだまま膝を開き、それぞれの膝で円を描きます。※反対回しも行います。
photo by Yuki Nakamura
③脚を床に伸ばして足裏を合わせ合せきを作り、股関節をゆらゆらと揺らします。
photo by Yuki Nakamura
④両手脚を天井方向へ伸ばし、力を抜きながらぶらぶらと揺らします。
photo by Yuki Nakamura
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中村優希|『足もみアロマヨガ』考案 ❁⃘*.゚力を抜くほど健やかな私になる❁⃘*.゚(@yuki.nakamura.yoga)がシェアした投稿