こんにちは。大きい鍋はできるだけ使いたくない、ヨムーノライターの蘭ハチコです。
我が家のキッチンの奥に追いやられているのは、二段になった蒸し器。下の鍋で湯を沸かし、上の鍋で食材を蒸せるのですが、洗い物が面倒で使わなくなってしまいました。
しかし、ダイソーで普通の鍋を蒸し器に変身させられるアイテムを発見。これがかなり便利でした!
鍋のサイズに合わせてフィットする蒸し器
商品名:ステンレス折りたたみ蒸し器(23.5cm)
価格: 330円(税込)
サイズ(縦×横×高さまたはマチ):23.5cm×7cm×23.5cm
ヘルメットのようなドーム型をしているこの商品は、折りたたみの蒸し器。
鍋と一緒に使うことで、食材を蒸すことができます。
使い方は簡単。中央の穴に手を入れ外側に引くと、花びらのように羽が広がります。
すべて開くと直径は23.5cm。それより大きな鍋で使えるのはもちろん、鍋のサイズに合わせて羽が開くため、小さな鍋でも使用可能です。
直径20㎝の鍋の中で広げると、この通り。
さまざまな鍋やフライパンにフィットするため、大きな蒸し器を用意する必要がありません。少しだけ調理したいときにも便利ですね。
底部には3本の足があり、蒸し器の底に付かない程度の水を張った鍋底に置いて使ってください。
蒸し器の上に食材を置き、鍋フタをして火にかけましょう。
蒸し料理のメリット
わざわざ蒸し器を使わなくても、茹でたり電子レンジで温めたりともっと簡単な調理方法があるんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。
ノンノンノン。蒸し器だからこそのメリットがあるんです。
高温の水蒸気で、食材を外側からじっくりと加熱するため、急激な温度の上昇によって起こる熱ムラがなく均一に火を通せます。
茹でる場合に比べて、水に触れる時間が少なく食材の旨味や風味が逃げにくいのもポイント。
電子レンジ加熱では、食品内の脂と一緒に旨味なども溶け出してしまったり、肉が硬くなってしまうこともあります。
肉料理も蒸すことで、本来のおいしさを残したまましっとりとした仕上がりに。実際に作ってみましょう。
素材の旨味が際立つ
じゃがいも、ブロッコリー、キャベツ、ウィンナーを蒸してみました。じゃがいもに串が通るやわらかさになったら、残りの食材を入れて加熱します。
違う野菜でも同じ蒸し器で一緒に調理できるので、食材ごとに鍋を用意しなくてもいいのがうれしいですね。
蒸し器は熱々になっているので、気を付けて器に盛りましょう。
お好みのドレッシング……ではなく、まずはそのまま食べてみてください。野菜の味が濃いんです!
特に感動したのは、生のまま千切りにして食べることが多いキャベツ。優しい甘さがあって、口のなかでほろりと崩れるような食感がたまりません。
普段マヨネーズをドバーッとかけて食べる夫が、何もかけずにむしゃむしゃと食べていたほど!