なんてぜいたくな眺めなのでしょう。客室でくつろぎながら1枚の大きな絵画を眺めているような、豊かな気持ちになれます。11月からの冬の時期には、雰囲気が一変して、まるで水墨画のような幽玄の世界になるそうです。
客室の飲み物には、ホテルオリジナルのコーヒーと「メグスリノキ ブレンドティ」が用意されています。富山で盛んなガラスのオブジェや、錫のトレーなどの工芸品と、高級洋食器のウェッジウッドのカップ&ソーサーを飾るように収納したこのボックス型シェルフも素敵です。
寝室にはダブルベッドを2台用意。部屋の手前の方にドレッサーと収納が付いています。収納スペースはリビングにもあり、浴衣やパジャマなどはそちらに収納されています。
もうひと部屋、畳敷きの和室があります。漆塗りの戸棚、柿渋のテーブル、越前和紙のランプなど、用意されている調度品のひとつひとつが選び抜かれたもので、気分を変えて和室のよさが感じられる空間です。
ラグジュアリースイートは、浴室の造りもハイグレード。まずは脱衣室から。洗面台が2面あり、ステンレスの洗面ボウルやドリアデ社のパトリシア・ウルキオラのスツールが生活感を感じさせないオシャレな空間を演出しています。
213号室はジャクジータイプバス。壁一面の大きな窓から神通峡の景色を眺めつつジャクジーで温まる時間は、想像通りの気持ちよさです。お風呂場から直接、テラスへ抜けられるようになっているので、外気浴もしやすいです。
213号室のジャクジーはノーマルなお湯ですが、客室のお風呂で温泉が楽しめる部屋もあります。
この客室のお風呂はドライサウナも付いています! サウナにも窓が付いていて、ジャクジー越しに外の景色が眺められるので、心地よい外の光を感じながらサウナに入ると爽快感が倍増します。
客室や大浴場などに用意されている基礎化粧品は、メイドイン富山の雅樂倶オリジナル。名称に用いられている「つべつべ」は富山の方言で「すべすべ」のことで、ネーミングもかわいいです。
洗顔料の「富山生まれの洗顔水」は、富山産の蜂蜜を使用したオリジナル洗顔で、メイクも落とせるそう。ローズ水たっぷりの「つべつべ化粧水」はさらっとしてて余計なものが肌につかない感じが気持ちいいし、特にいちばん右側の100%植物性天然美容オイル「つべつべ美容液」は、たっぷり濃厚ながらベタベタしすぎない伸び具合で、翌朝の“つべつべ”感がひと味違いましたよ!
手拭いやボディタオル、歯ブラシなどは、布製のアメニティポーチに入っています。シンプルでボタンのデザインがかわいいアメニティポーチはお持ち帰りOKです。
歯ブラシとヘアブラシは生分解性のバイオマス素材で作られたものを使用しているのも、環境へ配慮した取り組みの一つです。
タオルはフェイスタオルとバスタオルが用意されています。フェイスタオルはあまり毛足が長くなく、程よい厚さで拭き取りやすいもの。バスタオルは毛足が長く、フワフワなタオルに包まれるように拭き取ることができます。
このほか、ふかふかのバスローブも用意されているので、サウナに入って外気浴を楽しむのにさっと引っ掛けたり、お風呂上がりに汗が引くまでに羽織ったりするのに便利です。
部屋着としてオリジナルの浴衣が用意されています。一般的な浴衣よりも厚手な綿100%の浴衣は、一枚で着ても透けたり、体のラインが出たりしにくくて、よりリラックスできます。半幅帯だけでなく腰紐も用意されているから、着崩れしにくく着ることができます。
オープン以来変わらないデザインで、海外のゲストにも人気なのだそう。
さらにルームウェアも用意されています。コットン100%のシャツは柔らかいガーゼのような肌ざわりと軽さが特徴で、リラックス感たっぷり。こげ茶のワイドパンツとの組み合わせがオシャレ!
ちなみにホテル内はドレスコードなしなので、チェックイン後は浴衣やルームウェアで公共エリアに出てもOKです。
クローゼットに用意されているもうひとつのアイテムが、大浴場へ行く際に必要なものを入れて持ち運べるこのビニール製のカゴバッグです。東南アジアの民族グッズのような柄で巾着ほどカジュアルすぎないところと、たっぷりの大容量がありがたい優れものです。
食材から器まで富山のモノにこだわったディナー&モーニング
この場所でしか味わえない食体験ができるのも「リバーリトリート雅樂倶」の魅力です。
ディナーはレストラン「TORÈSONNIER」にて。店名は、料理人にとって最大の宝物といえる季節の優れた食材を意味する造語で、富山の最上の食材を使ったフランス料理が味わえます。
このレストランの前身は全国にその名を知られる富山の名店「L’évo」。「TORÈSONNIER」のシェフを務めるのは、かつて「L’évo」のスーシェフとして働いた田中逸平さんです。ちなみにどちらのレストランもフランスの有名ガイドブックで高評価を受けています。
アミューズや前菜の小さなひと口にも、食材への感謝や料理することの情熱を感じる丁寧さがあって、それでいてユニークな遊び心が感じられ、食べて純粋においしい!
例えばこのアミューズ の1品「富山・新湊漁港のワタリガニを使用したタルト」は、温かい焼きたてのタルト生地にワタリガニの身をたっぷりのせ、さらにその上に春巻の皮を型抜きした小さなカニがたくさんのっているんです。楽しい発見が食事の時間を華やかにします。