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【癒しの週末旅レポ】全室レイクビュー♡つつじ咲き誇る箱根の「山のホテル」で“心と体”をリセット

耳をすませば鳥のささやき

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ホテルの敷地を歩いていると、ふと耳に届くのは「ピピッ」「チュルチュル」「ホーホケキョ」と、さまざまな野鳥の鳴き声に、自然と足を止めてしまいます。

さらに心くすぐられたのが、敷地内にある小さな看板。野鳥のかわいらしい擬音語とともに「この声の主は誰でしょう?」と問いかけてくれる仕掛けがあり、思わず立ち止まって考えてしまいました。

ただ眺めるだけでなく、“耳で楽しむ”滞在もまたこのホテルならでは。日常では気づかない音に意識を向ける時間が、なんとも贅沢でやさしいひとときでした。

“知る人ぞ知る、空と湖の特等席。”

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ホテルの屋上にある眺望台は、宿泊者だけが足を運べる“隠れた特等席”。階段を登ると目の前に広がるのは、雄大な富士山とゆったりと広がる芦ノ湖のパノラマビュー。

朝の澄んだ空気や、夕暮れに染まる湖面など、時間ごとに変わる美しさは、まさに息をのむほど。知る人ぞ知るこの場所は、「またここに戻ってきたい」と思わせてくれる、そんな特別な時間を過ごせる場所でした。

4. 鳥の声、森の香り…自然と一体になれる温泉体験

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温泉エリアは、露天風呂はまるで森の中にいるような静けさと香りに包まれた空間で、木々の香りと鳥のさえずりに包まれながらリラックス。

箱根では、昔から「富士山と芦ノ湖の見えるところに温泉は出ない」という定説があったそう。山のホテルでは、2005年10月から約1年に渡り温泉の掘削作業を実施した結果、このジンクスを破り、待望の自家源泉を掘り当て、芦ノ湖温泉の新しい幕を開けました。名湯と呼ばれる日本温泉に数多いアルカリ性の天然温泉が楽しめます。

ミストサウナは、細かい霧に包まれて、大量のミストで全身がしっとり包まれ、体の芯から温まりました。

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ドライヤーはReFa、湯上がり処には無料の本格派のマッサージチェア、湯上がりには“棒アイス”のサービスも♡
“女性の嬉しい”が詰まっていました。部屋着が浴衣なのもホッとしますよね。

5. 心と体が喜ぶ夕食。目にも美しい“和のごちそう”

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ディナーは和食とフレンチから選べるスタイル。今回は和食の日本料理「つつじの茶屋」をチョイスしました。旬の食材を使った本格懐石料理が楽しめました。

山のホテルオリジナルのビール、"山のホテル麦酒"で乾杯!芦ノ湖を見ながら、夕方からビールが飲めるなんて旅の醍醐味ですよね。

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印象的だったのは、抹茶を練り込んだ衣に味噌餡がとろける「よもぎ団子」や、夏らしい「トマト×甘エビ×アボカド磯部ソース」の冷菜。「稚鮎のレモン仕立て」や「蛤しんじょう」など、滋味あふれる品々に心がほどけていく感覚に。器や盛り付けの美しさも一品一品にストーリーを感じさせてくれました。

お造りでは、鯛の上に昆布がのっていたり、器には東海道五十三次が描かれていたりと、細部にこだわりが。料理を通して、四季を感じられる贅沢な時間でした。

6. 朝は富士山と庭園を眺めながら、優雅なモーニングを

朝目覚めたら、風の音と鳥の声だけが響く静かな空間で、深呼吸をひとつ。慌ただしい日々のなかで、心がほどけていく感覚に包まれます。

朝の早い時間は、富士山も綺麗に見える確率が高いそうです!この日は朝8時頃でしたが、ちょうど雲から富士山の頂上が顔を出してくれました。テラスも比較的空いていて、富士山と庭園を見渡しながら、ゆったり優雅に過ごせます。

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モーニングは和or洋が選べるのですが、テラスが素敵な洋をセレクト。

名物の「フレンチトースト」はふわふわで、ほんのり香るバターの香りが朝の目覚めにぴったり。野菜たっぷりのミネストローネに、ホテル内のプレミアムショップでも販売されていたジャムと焼きたてのパンも美味しかったです。

7.朝の特権!静寂に包まれた「箱根神社」で心を整える

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翌朝はホテルから徒歩圏内の「箱根神社」へ。人気の水上鳥居も、朝9時台ならそこまで並ばず静寂の中で参拝できます。(待ち時間は10分程度でした)
木々のざわめき、鳥の声、澄んだ空気…五感が整っていくのを実感。

人が少ない時間帯は、神社の空気感や自然の音もより繊細に感じられて、気持ちがすっと整うような感覚に。

8.湖畔のカフェ、別館「サロン・ド・テ ロザージュ」で優雅なひと息

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帰り道には、ホテルから徒歩3分の場所にある別館「サロン・ド・テ ロザージュ」のカフェでひと休み。湖畔のテラス席でいただく季節のパフェ「ソレイユ」は、まさにご褒美スイーツ。

初夏の季節のパフェは、鮮やかなオレンジ色が目を引く“マンゴーパフェ”が主役。湖畔のテラス席でパフェをいただけば、その景色と色彩の美しさにうっとり。まるでアート作品のような一皿に、思わずカメラを構えたくなります。

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トップのパイナップルがまるで帽子みたいにデコレーションされているのがユニーク。パフェには、南国フルーツがたっぷり入っていて、マンゴーのシャーベットや爽やかなジュレ、果肉のジューシーさなど、食感の違いも楽しい。甘さと酸味のバランスが絶妙で、見た目だけでなく味わいも大満足のパフェでした。

湖畔のテラス席で非日常を感じながらパソコンを開いたら、仕事も集中できそう!旅先でリフレッシュしながら“仕事”もこなす、ワーケーションスタイルにもおすすめです。

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