「後回し」をなくすために! 行動を見直そう
一時置きをやめる
ものの「ちょい置き」はあくまでも一時置き。一時置きということは仮の状態、いつかちゃんとした場所へ置き直さないといけません。つまり、一時置きをした時点で「後で再度置き直す」必要が出てしまうのです。
一時置きをしそうになったら、「後で再度置き直す」必要がないような場所に置き、そのものの移動を完結させる。それだけで面倒な二度手間にならずに済みます。
「ちょい置き」をしてしまいがちなのは、キッチンカウンターやダイニングテーブル、椅子の背もたれなど、腰高の高さで置きやすい場所です。家の中を見渡してみてそのような場所に置きっぱなしのものがあったら、いつか決めた置き場所へ置き直さなければなりません。
最初から決めた置き場所へ直行できるようにすれば、ラクちん。そのためには、置き場所は直行しやすい場所であることも大切です。距離が離れすぎていたり、置き方が複雑だったり、高すぎる場所や低すぎる場所になっていないかチェックしてみてください。
気づいた時がチャンス
ペン立てからペンを取ったら書けない。
そんな時はどうしますか? 「このボールペン書けないな」と気づいたのに、またペン立てに戻してはいないでしょうか? それでは次にペンを使おうとした時にも、同じことが起こる可能性があります。
「このボールペン書けないな」と気づいたその時がチャンス。書けないなら、インクを入れ替えるのか、処分するのかなど、決してそのまま戻さずに次の行動をするようにします。
服のボタンが外れそう、などの時も同じ。
そのまましまってしまったら、いざ着ようと思った時には着ていくことができないでしょう。ボタンが外れそうと気づいたその時に直して、次に来ていけるようスタンバイさせておく方が面倒くさくないのではないでしょうか。
To Doリスト化する前に動く
やることがたくさんあるとき、手帳やメモに書き出したりしますよね。To Doリスト化することに時間をかけて、実際には実行することがあまりできていない……という場合は要注意です。
あまりにやることが多い場合は書き出すことも必要ですが、ちょっとしたことなら「〇〇へメール」などのリストにする前に、メールをしてしまう。わざわざ書き出す手間をかけない、ということも後の面倒くさいをなくす方法です。
まとめ
後回しにすることは、『面倒くさいを貯金している』ことと同じです。