タイ料理には4つの味がある!
タイ料理には大きく分けて4つの種類があります。バンコクなど中心部で食べられているタイ中部料理、プーケットなどで食べられている辛さが特徴のタイ南部料理、チェンマイなどで食べられているマイルドなタイ北部料理、タイ東北部のイサーン料理の4つです。
実はいろいろなタイプがあるタイ料理。だから、「辛い物が苦手!」「パクチーが食べられない」という方でも、必ずお気に入りの味に出会えるのもタイ料理の魅力なんです。
本場で味わいたいタイの現地グルメ10選
日本でよく食べられている「中部料理」
バンコクなど中心部で食べられている中部料理は、甘さがあり濃厚な味わいのカレーや、すっきりした味付けが特徴。タイで一番多くココナッツミルクを使う地域ともいわれていて、日本でよく食べられている“タイ料理”の多くが中部料理です。
①グリーンカレー
ココナッツの甘い香りと唐辛子の辛さが効いた味わいが特徴の日本でも人気のタイ風カレー。青唐辛子の色で緑色をしているため、グリーンカレーと呼ばれています。
②トムヤムクン
海老の旨味がぎっしりと詰まった濃厚なスープに、ぷりぷりの海老がたっぷり入った定番のタイ料理。酸味と辛味のバランスも絶妙で、蒸し暑い時期でもさっぱりと頂けます。
辛くてヘルシー!「南部料理」
タイ南部はマレーシアと国境を接しているので、マレー料理の影響を受けたものが多いといわれ、スパイスやココナッツミルクを使った、香りが良く辛い料理が多いのが特徴。このスパイシーな味わいは、エスニック好きなら夢中になるはず!
③カオヤム
ごはんの周りに盛られているのは、レモングラスやこぶみかんの葉など、ハーブや野菜、フルーツをスライスしたもの。これらをごはんと混ぜ合わせ 、ナームブドゥーという発酵調味料と乾燥唐辛子に混ぜていただきます。美容や健康にいい食材をひと皿で一度に摂れますよ。
④パッサトーガピクン
南部で採れた大振りの海老とサトー豆を、ガピという海老味噌発酵調味料と炒めたクセになる一品。ガピ自体も匂いが強いのですが、サトー豆の独特の香りとの相性が良く、お酒が進む味です。
⑤マッサマンカレー
CNNが運営する観光情報や生活情報などを提供しているサイト『CNNGo』で、「世界で1番おいしい料理」に選ばれたこともあるマッサマンカレー。ふんだんに使うスパイスの香りとココナッツミルクやパームシュガーが生み出す濃厚な甘みは、マッサマンならではのおいしさです!
マイルドな味付けの「北部料理」
チェンマイなどで食べられているタイ北部料理は、他の郷土料理と比べて辛さが少なく、誰でも食べやすい料理が豊富。「辛い食べ物が苦手」という方でも、安心して召し上がれ♡
⑥カオソーイ
カオソーイは、北部料理を代表するカレーラーメン。カレースパイスがたっぷり入ったココナッツミルクベースのスープに、卵麺を合わせて食べます。
⑦ナムプリック
オキアミを発酵させて作るカピと呼ばれる調味料に、唐辛子やニンニク、赤小玉ねぎ、ライムなどを加え、クロックと呼ばれる臼に入れ潰して作るタイ風のディップ。野菜や魚をつけていただくと、止まらなくなる味です。