欧風カレーとは、日本発祥の日本人の口に合うカレーです。欧風カレー特有の奥深いうまみと、食べやすいスパイシーさは、子どもから大人まで惹きつける魅力がありますよね。今回は、市販のカレールーを使用した欧風カレーレシピをご紹介!おいしい欧風カレーを作るコツをチェックしてみてください。
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ルーで簡単♪ 欧風カレーレシピ
お店の欧風カレーはじっくり手をかけて作られていて、家ではそう簡単に再現できないもの。そこで、食品メーカーの努力が詰まった市販のカレールーの出番です。カレールーを使い、野菜やフルーツをペーストにして短時間煮込む、簡単欧風カレーレシピをご紹介します。
材料(4人分)
・牛肉(煮込み用)……350g
・玉ねぎ……2個
・カレールー……4皿分(80g前後)
・鶏がらスープの素……大さじ1
・赤ワイン……150cc
・サラダ油……大さじ1
・バター……10g
・ローリエ……2枚
・塩コショウ……少々
・水……600ccほど
【野菜ペースト】
・にんじん……1/2本
・セロリ……1本
・桃缶……100g
・にんにく……2片
・しょうが……大きめ1片
・牛乳……大さじ1~100ccほど
・ガラムマサラやお好みのスパイス……小さじ1~
※牛乳は入れる量が多いほど、マイルドな仕上がりになります。生クリームで代用すれば、さらに濃厚な味わいに。スパイスがお好きな方は、ガラムマサラや香りを立てたいスパイスを加えて、作りたいカレーの香りに調整しましょう。
下準備
水に鶏ガラスープの素を混ぜ、溶かしておきます。
野菜ペーストを作ります。セロリとにんじん、にんにく、しょうが、モモ缶をミキサーでペースト状にしましょう。ミキサーがなければ、すべてすりおろしてください。
※水分が少なく、ミキサーが動かしにくい場合は、鶏ガラスープを加えて混ぜてみてください。
フライパンに油大さじ1/2とバター10gに、みじん切りにした玉ねぎを入れて中火で炒めていきます。玉ねぎがしんなりしたら、塩を多めのひとつまみ入れます。
玉ねぎは触りすぎないよう炒め、底に焦げ目がついたら水を大さじ2杯ほど加え、混ぜてください。この作業を玉ねぎが濃い茶色になり、ペースト状になるまで繰り返します。10分から15分ほどで、きれいな色の炒め玉ねぎになります。
※玉ねぎが黒く焦げる部分が出てきても大丈夫です。気にしすぎず、全体がきれいな飴色になるまで炒めてください。
炒め玉ねぎに野菜ペーストを加え、水分を飛ばすように炒めます。
作り方
牛肉に塩コショウを適量まぶし、鍋に油大さじ1/2で焼きます。強火で牛肉の表面を焼きつけてください。中までしっかり火を通す必要はなく、表面に焼き色をつけるのが目的です。
強火のまま赤ワインを加え、煮立たせてアルコールを飛ばします。ひと煮立ちしたら3分ほど中火で煮てください。
牛肉と赤ワインが入っている鍋に、炒め玉ねぎと野菜のペーストを加えます。ざっと混ぜたら、鶏ガラスープとローリエを入れて煮立たせます。煮立ったら10分ほど煮込みましょう。まだカレールーは入れません。
一旦火を止め、カレールーを溶かし入れます。カレールーが溶けたら、弱火で10分ほど煮込んでください。
※カレールーは、あらかじめ刻んでおくとすぐに溶けます。
牛乳やガラムマサラは、このタイミングで入れます。入れたあとは煮込まず、しっかり混ぜて完成です。味見をしてみて、濃ければ鶏ガラスープやブイヨンを適量加えてください。
※炒め玉ねぎや牛肉に塩気がしっかりついていて、煮ている間に水分が蒸発するので、味が濃い場合があります。お好みの濃さになるよう、水や鶏がらスープ、ブイヨンを適量加えて仕上げましょう。