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腸の専門医が推奨!「おなかの悩みにはキウイフルーツ」

酪酸を増やしたいならキウイが一番!

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※出典:ゼスプリインターナショナル
当該食品100gあたりに含まれる主要17栄養素の割合

酪酸は口から摂取しても腸に届きません。だから、酪酸を腸内へ届けるには、腸内でつくるしかない。この酪酸をつくるために必要なものが水溶性食物繊維。水溶性食物繊維が酪酸酸性菌に分解されてはじめて体内で酪酸がつくられるからです。

もともとビタミンC、カリウム、葉酸などを含み栄養価が高く、栄養素充足率のスコアでは他のフルーツを圧倒するキウイフルーツ。日々の食事の栄養バランスを整えることに適しているとは以前からいわれてきましたが、腸内の酪酸を増やすためにもこのキウイフルーツがいいと松生先生。「みずみずしいし、食べるとおなかの調子がよくなるので、これは水溶性食物繊維の含有量が高いだろうと思っていました。キウイフルーツに含まれている食物繊維の比率は、まさに黄金律」だといいます。

Photo by macaroni
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「日本人が1日に摂取する食物繊維の量は14g前後。理想の摂取量(20g)に足りない分(
7g)を水溶性食物繊維で補うという実験をしたことがあります。すると、みんなお腹の調子がよくなった。その結果から、腸の悪い人は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を1:2で摂ったらいいと書いたことがありました。近年、食物繊維を取り上げるいろいろなメディアも水溶性と不溶性の黄金律は1:2だと伝えていますが、キウイフルーツに含まれている食物繊維がまさにこの1:2。水溶性の食物繊維をこれほど豊かに含む食品ってなかなかないんですよ」

さらに、ニュージーランドで行われたキウイフルーツの国際シンポジウムでも発表された事実として、キウイフルーツには酪酸を増加させる効果があるんだそう。腸の健康を、いえ、体の健康を考えるなら、これは食べないわけにはいきませんね!

松生先生監修!キウイランチボックス

Photo by macaroni
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セミナー後、各メディアのスタッフには、松生先生が監修したという「キウイランチボックス」が配られました。アナウンスによると、「食物繊維をたくさん摂取でき、栄養バランスを考慮したメニュー」とのこと。その内訳は、以下のとおり。

もち麦ごはんのおにぎり……水溶性食物繊維が多く、野菜と一緒に食べることで食物繊維のバランスを良くしてくれる
キウイと水菜のサラダ仕立て……キウイでしっかり水溶性食物繊維がとれ、野菜と組み合わせることにより、食物繊維のバランスもいい
豆腐とヒジキのハンバーグ……消化の良い豆腐と食物繊維の豊富なヒジキを合わせた
卵焼き……水溶性食物繊維を含むめかぶ入り

さらに、お肉はキウイに漬け込んだあとで調理し、仕上げにキウイソースをかけているとのこと。キウイランチボックス全体での食物繊維量は、約8.6g。この1箱で1日の摂取目標(20g)の半分近くとれることになります。

キウイを食生活に取り入れる上での参考にしてくださいね。

キウイフルーツでおいしく腸活!

Photo by macaroni
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腸活の識者である松生恒夫先生が教えてくれた、食物繊維の新常識。その内容をまとめると、以下のようになります。

1. 便秘に悩む人が多く、慢性便秘と寿命まで関係している
2. 便秘予防として、食物繊維がよく知られているが、摂取量が不足している
3. 腸内環境を整える物質として注目される「酪酸」
4.「酪酸」は、水溶性食物繊維を摂ることで、腸内でつくられる
5.「酪酸」は、整腸効果だけでなく、全身の健康維持に役立つ
6. キウイフルーツは「酪酸」がつくられる量を増やすことが、研究でわかっている

キウイフルーツなら、1日1個食べるだけで、食物繊維の不足分を補うことができます。そして、食べるのは簡単!だって、半分に割ってスプーンですくっちゃえばいいんですから。

ゼスプリのアナウンスによると、今期のキウイフルーツは過去最高の出荷数だった昨年と同等のペースで売れており、糖度は例年よりも高いとのこと。いつもより甘くておいしいキウイフルーツなら、楽しく、そして効果的に、おなかの調子を整えるための腸活に取り組んでいけそうですね。

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