【検証1】バッテリーを替えたらパワーアップするのか実験!
「CL107」はリチウムイオンバッテリーで駆動するモデル。ハイパワーなバッテリーに交換したら、掃除機自体のパワーもアップするのか検証してみました。
※数値はいずれも実測値。稼働音は「パワフルモード」時のものです。
マキタの標準バッテリー「BL1015」
マキタ(makita)
リチウムイオンバッテリBL1015
実勢価格:5545円
【10.8V / 1.5Ah】
▼テスト結果
稼働音
最大76.5dB
手にかかる重さ
1.07kg
吸引力
標準
バッテリー持続
9分48秒
CL107のバッテリー付きモデルに標準装備されているのがコチラ。
マキタの純正パワフル版「BL1040B」
マキタ(makita)
リチウムイオンバッテリBL1040B
実勢価格:9680円
【10.8V / 4.0Ah】
▼テスト結果
稼働音
最大78.9dB
手にかかる重さ
1.25kg
吸引力
変わらず
バッテリー持続
22分55秒
「BL1040B 」はCL107に適応するマキタの純正高容量バッテリー。
標準タイプの「BL1015」と比べるとバッテリー持続時間は倍増。重さや稼働音も数値が上がっていますが、吸引力は標準タイプとほとんど変わりませんでした。
HFengの互換バッテリーは3.0Ahで格安
HFeng store
互換バッテリー
実勢価格:2199円
【10.8V / 3.0Ah】
▼テスト結果
稼働音
最大76.6dB
手にかかる重さ
1.10kg
吸引力
変わらず
バッテリー持続
12分58秒
重量、稼働音ともに純正1.5Ahモデルとほぼ一緒。それでいて価格は純正品の半分以下。安くて持続時間が純正品より少し長いのはいいのですが、海外製品はやや不安が……。
ジェネリックの4.0Ah大容量バッテリー
POWERGIANT
互換バッテリー
実勢価格:4099円
【10.8V / 4.0Ah】
▼テスト結果
稼働音
最大79.0dB
手にかかる重さ
1.22kg
吸引力
変わらず
バッテリー持続
24分27秒
外国製のジェネリックバッテリー。純正4.0Ahモデルの半額以下ながら、持続時間は24分を突破。重さや稼働音も文句なしです。
〈テスト結果〉
バッテリーを大型化することの最大のメリットは持続時間が長くなることにあります。純正1.5Ahでは持続時間が短いという場合は、純正の4.0Ahを試してみることをおすすめします。ただ、パワーが増えるわけではないのでご注意を!
というわけで、バッテリーについてはやはり純正をおすすめします。購入直後は良いのですが、互換バッテリーは、古くなると最悪発火の可能性も高まります。壊れたときのリスクを考えれば、「純正一択」で間違いありません。
【検証2】ダイソンっぽくなるサイクロンアタッチメントの効果は?
ダイソン掃除機の一番の特徴は「サイクロン式」を採用していることにあります。「サイクロン式」は吸い込んだゴミと空気を遠心力で分離して、ゴミだけをダストボックスに集める方式で、排出される空気は比較的クリーンです。
対してマキタのCL107は「紙パック式」。空気ごとゴミを取り込み、紙パックフィルターでゴミを濾して空気を外に出すのですが、排出された空気はあまりキレイとは言えません。
それぞれの方式にメリット・デメリットがありますが、実はマキタもアタッチメントを付けることでサイクロン式にすることができます。という訳で、お次はサイクロンアタッチメントの効果検証をご紹介します。
※数値はいずれも実測値。稼働音は「パワフルモード」時のものです。