化粧水の後、少量を顔になじませて
肌のハリやふっくら感が気になる人には、洗顔後、化粧水を顔に塗った後にホホバオイルを使用する方法がおすすめです。化
粧水で補った水分とホホバオイルの油分を角質層へ浸透させ、肌をなめらかに整える効果が期待できます。
たくさん使いすぎるとべたつきを感じることがあるため、少しずつ様子を見ながら使用量を調整していくとよいでしょう。
トリートメントや頭皮マッサージにも
頭皮のマッサージや、アウトバストリートメントとしてもおすすめです。
頭皮のマッサージに使用する場合は、シャンプー前の乾いた髪に使用しましょう。地肌にホホバオイルをなじませることで、毛穴の汚れや古くなった皮脂が浮き上がりやすくなります。
アウトバストリートメントに使用する場合は、シャンプー後によく水気を切った毛先に塗布しましょう。地肌には付着しないように注意します。
ドライヤー前に、傷みが気になる部分を中心になじませると効果的です。ホホバオイルが毛先のうるおいを維持し、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
クレンジングには使える?
ホホバオイルはメイク落としとして使用することもできますが、使用法には注意が必要です。
一般的なメイク落としとは違い、肌に負担となる添加物が含まれていないため、肌に優しいところがメリットですが、クレンジング力に劣るため使い方にコツが必要です。
ホホバオイルをメイクの上に塗布した後、浮かせた汚れをティッシュペーパーに吸い取らせましょう。このとき、強くこすると肌に負担をかけてしまいます。
また、肌への負担を減らすにはクレンジングを手早く行うことが重要です。30秒程度を目安に行いましょう。
メイク汚れをティッシュペーパーに吸い取らせたら、洗顔料を泡立てて肌に残った汚れを完全に洗い流します。40度程度のぬるま湯で洗い流すとよいでしょう。
妊婦さんやママにも強い味方
ホホバオイルはスキンケアに使用するだけでなく、出産を控えたママにもおすすめな点がたくさんあります。ホホバオイルを使用した妊婦ケアにはどのようなものがあるのでしょうか。
妊娠線予防にも使える
妊娠中は、体重が増加しお腹が急激に大きくなっていくため、皮膚が耐えきれずに裂けてしまう、いわゆる『妊娠線』ができやすいとされています。個人差はあるものの、バスト・お腹周り・腰回り・太腿に妊娠線ができやすくなります。
妊娠線は皮膚が乾燥するとができやすくなるため、予防するには皮膚を保湿して柔軟性を高める必要があります。
適量を手にとり、妊娠線ができやすい部位を中心に円を描くように優しくマッサージします。
会陰マッサージで出産に備える
赤ちゃんを産む際に、会陰の柔軟性が少ないと裂傷が起きやすくなります。傷口が大きいと、縫合しなければなりません。
会陰の柔軟性を高めるには、会陰マッサージが効果的です。マッサージを行うことで徐々に柔軟性が高まり、出産の際に裂傷をできにくくし、スムーズな出産を目指すことができます。
妊娠34週目前後から、大体1~2日置きのペースでマッサージを行うと効果的です。膣口や周辺を手指を使いマッサージしましょう。
マッサージの際にホホバオイルを使用すると、皮膚との摩擦を軽減することができます。
ただし、早産の危険性がある場合はマッサージをしない方がよい場合もあるため、必ず医師に相談してから行なうようにしましょう。
お肌に合えば赤ちゃんのマッサージにも
無印良品のホホバオイルは天然の植物オイルです。赤ちゃんの素肌にも刺激を与えにくいと考えられます。
赤ちゃんの入浴後やオムツ替えの後などに、乾燥しがちな部分をホホバオイルで優しくマッサージしてあげると、赤ちゃんの皮膚を健やかに保ちやすくなるでしょう。
ただし、赤ちゃんの肌はデリケートなため、どんなに肌に優しいとされている成分でも刺激となることがあります。使用する前に、肘の裏でパッチテストを行い肌荒れが起きないかチェックしてから使用しましょう。