ポーズの美しさで知られる人気ヨガティーチャー芥川舞子さん。憧れの開脚に近づくためのアーサナを教えてもらいました。
ヨガジャーナル日本版編集部
「左右開脚は、腰を立てて股関節を外旋させることがポイント。硬いと、腰が落ちて内股になりやすいので注意。お尻の力を抜くことも大事です」(芥川さん)
芥川舞子先生プロフィール
ヨガティーチャー/モデル。19 歳のとき母親の影響でヨガと出会い、ヨガインストラクターに。指導者として実績を積み重ねるとともに、若手インストラクターの育成指導にも携わる。芥川舞子ヨガスタジオ主宰。一児の母。インスタグラム
左右開脚のためのアーサナストレッチ ポイント
1.お尻の力をできるだけ抜く
2.つま先を内に入れない
3.腰を立てる
膝とつま先をそろえて脚を外側に開くマンドゥカーサナ
膝を曲げた状態で股関節を開くので、股関節を外に開く感覚がつかみやすいポーズです。股関節に重力を感じながら、しっかり脚を開きましょう。
(Photo by NOBUHIRO MIYOSHI)
四股踏みのように左右に大きく脚を開き、腿が床と平行になる位置までお尻を落とす。つま先は45度~90度外へ。膝とつま先は同じ方向、足裏全体で床を押す。膝は開いて90度に曲げる。膝が内側に入らないように手で押して外へ開く。
横から見ると
(Photo by NOBUHIRO MIYOSHI)
頭から骨盤までを一直線に保つ。お尻が出たり、上体が前に倒れたりしないように注意。
膝を浅めに曲げてもOK
(Photo by NOBUHIRO MIYOSHI)
膝が内側に入ったり、上体が伸びないときは、膝を浅目に曲げたり、つま先の角度をゆるめて
調整を。
これはNG
(Photo by NOBUHIRO MIYOSHI)
脚を大きく開いても、股関節が開いていないと膝が内側に入ったり上体が倒れたりする。
壁に体をあずけて強度を調整!ウパヴィシュタ コーナーサナ
壁やドアなど体を固定できる場所を利用して行うストレッチ。体をあずけることで余計な力が抜け、柔軟性が高まります。
(Photo by NOBUHIRO MIYOSHI)
お尻を壁につけて座り、脚を開く。お尻で壁を押すように前屈してさらに脚を開く。
立位で行ってもOK
(Photo by NOBUHIRO MIYOSHI)
立位で壁や扉などに両足を固定した状態で脚を開き、そこから前屈を加えて伸びを深める。