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国も会社もアテにできないから…。誰でもできる「年金チョイ足しワザ」

ライフスタイル

年金が減りつつある日本国に頼らず自力で老後に備える

写真:PIXTA

「夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみの世帯が30年生活するのに、年金以外に2000万円必要」といった金融庁の発表は記憶に新しいところ。加えて将来的に受け取れる年金額も減ってしまうという話題を耳にし、老後に不安を抱えている人もいるでしょう。事実、下記のように公的年金の受給額はすでに減少傾向をたどっています。

※出典:厚生労働省「平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」を元に編集部作成

このまま減少に歯止めがきかなければ、近い将来、国の公的年金だけをアテにするというわけにはいかなくなるでしょう。

同時に現在は「人生100年時代」と呼ばれ、平均寿命が年々延び続けています。厚生労働省の調査によれば、全国の100歳以上の高齢者は2018年9月時点で6万9785人。これは、平成元年の3078人の約22.7倍にあたる人数です。

そして人生100年時代という言葉とあわせて語られるのが、「長生きリスク」です。なぜ「リスク」という言葉で表現されるかというと、寿命が伸びれば、その分定年後に年金や貯蓄だけで暮らさないといけない期間も延びるためです。

これまで退職金と公的年金があれば十分とされていた時代から、現在は自力で老後資金を貯える時代へと変化してきており、その手段として保険や投資信託などに注目が集まっています。

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個人年金保険ってそもそも何?年金が受け取れる貯蓄型の保険

今回ご紹介する「個人年金保険」は、一般的に60歳まで保険料を支払い、その後、毎月一定額を年金として受け取れる保険です。受け取り方法は、主に分割か一括かを選ぶことができます。

分割の場合は受け取り期間を5年(5年確定年金)、10年(10年確定年金)と定めたものや、一生涯にわたって受け取れるもの(10年保証付終身年金など)などが存在します。

■ 終身年金(10年間保証期間付)のしくみ

■ 10年確定年金のしくみ

また、分割で受け取る場合は、一括で受け取る場合と比べると返戻率(解約したときに受け取れるお金が、これまで支払った保険料の何%に相当するかを示したもの)が高くなる傾向にあります。

例えば明治安田生命の個人年金保険「虹色きっぷ」は、分割で受け取る場合(10年確定年金)の返戻率は105.9%ですが、一括で受け取る場合は104.3%と、1%以上の差があることがわかります。

個人年金保険について注意しておきたいのは、死亡保険金です。保険料を支払っている期間に死亡した場合、すでに支払った保険料と同額程度の死亡保険金しか受け取れません。

つまり「保険は四角」(契約した直後から一定期間あるいは一生涯、一定の保険金が約束されていること)といった特性を、個人年金保険は兼ね備えていないのです。

明治安田生命の個人年金保険「虹色きっぷ」

支払った保険料の一部は所得控除に毎年の節税効果も期待できる

(C)yuhorakushin /123RF.COM

個人年金保険は、老後に備えるだけでなく、保険料の支払期間中の節税効果も期待できます。というのも、生命保険料控除の一種である「個人年金保険料控除」を利用できるからです(そのほかに一般生命保険料控除・介護医療保険料控除がある)。支払った保険料のうち、一定額を所得から差し引くことにより(所得控除)、所得税や住民税の負担を軽減できるというわけです。

ただ個人年金保険料控除を受けるためには、「保険料の支払い期間が10年以上であること」や「年金受け取り開始が60歳以降で、かつ年金受取期間が10年以上であること」などの条件があります。

また、支払った保険料の総額が年間で8万円を超えると、控除額は一律で4万円(新契約、所得税の場合)までといった上限も存在します。

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