「冷汁」とは?

冷汁とは、味噌をだしでといた冷たい汁物のこと。宮崎県や埼玉県、山形県など全国各地で食べられる郷土料理なんです。さっぱりと喉越しのよい冷汁は、夏だけでなく食欲のないときにもおすすめ。
鎌倉時代から食されている「冷汁」は、もともとは忙しい農家の食事として、早く食べられて栄養がある料理として広がったといわれています。
地域によって食べ方が異なる!
宮崎県のほかに、埼玉県や山形県も古くから冷汁が家庭料理として食べられています。埼玉県は冷汁にうどんやそうめんを入れて食べるのが一般的で、山形県は干しシイタケなどの乾物が数種類入った具だくさんなレシピのよう。
ここでは、宮崎流のシンプルなレシピをご紹介します!
宮崎流!冷汁の基本レシピ
Photo by TAMA39
宮崎流の冷汁は魚の出しが効いた、香ばしく風味豊かな冷たい汁を、あつあつのご飯(麦飯)にぶっかけて、豪快にいただきます。シンプルなレシピなので、お好みの具材を加えたりとアレンジを楽しむのもおすすめです!
材料(4人分)
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・いりこのすり身……20g
・みそ(あれば麦みそ)……70g
・いり白ごま(黒でもOK)……10g
・水……250cc
・豆腐……小1
・きゅうり……1本
・青しそ……少々
・刻みのり……少々
・麦飯……茶碗4杯分
作り方
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きゅうりは食感を楽しむためによく冷やし、薄切りにします。
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豆腐はお好みの大きさにカットします。包丁を使わずに手でちぎると味が染み込みやすくなりますよ!
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すり鉢とすりこぎをつかって、ごまをすります。半分くらいすり潰してください。