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[2021年]高音質な完全ワイヤレスイヤホンのおすすめランキング12選|音のプロが徹底比較

ライフスタイル

新製品が発売され、進化を続けている完全ワイヤレスイヤホン。今回は、雑誌『家電批評』が人気製品を徹底比較。高音質な完全ワイヤレスイヤホンのおすすめランキングを作成しました。クチコミではわからない選び方のポイントやBluetoothイヤホンのトレンドなど、購入前の製品選びにぜひお役立てください。

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ハイエンドイヤホンのほとんどが搭載しているトレンドのノイキャンイヤホン(ANC=アクティブ。ノイズ・キャンセリング)。ヘッドホンほどの強度ではありませんが、より日常生活を快適にしてくれる機能がイヤホンにも応用されトレンドになっています。

ノイキャンの強度や使い勝手はイヤホンやメーカーによって思想がバラバラで、音質にも影響を与えてしまうことがあります。音質を楽しみたかったり、使い勝手を重視したかったりなどユーザーの好みが分かれるところでもあるので、しっかり吟味しましょう。

そこで見落としがちなのが「外部音取り込み機能」です。

耳栓の形状をしているカナル型イヤホンでも十分騒音はカットできますが、周囲の音を聞き取るためにには一度外さないといけないのが玉に瑕。その点、外部音取り込み機能があれば、触れたりタップするだけでシームレスに切り替えられるので、かなり利便性が上がります。

ノイキャンイヤホンの購入を考えている人はしっかりチェックしてみてください。

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左右が独立しケーブルレスであることからスポーツ利用も多い完全ワイヤレスイヤホン。イヤホンに完全防水・防滴製用があれば雨のなかでのランニングや汗をかいてもへっちゃらです。

防水規格については以下のように定められています。

●IPX1
鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない。防滴Ⅰ型

●IPX2
鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。防滴Ⅱ型

●IPX3
鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。防雨型

●IPX4
あらゆる方向からの飛沫による有害が影響がない。防沫型

●IPX5
あらゆる方向からの逆流水による有害が影響がない。防噴流型

●IPX6
あらゆる方向からの強い噴流水による有害が影響がない。耐水型

●IPX7
一時的に一定水深の条件に水没しても内部に浸水しない。防浸型

●IPX8
継続して水没しても内部に浸水しない。水中型

これだけ見てもわからないと思うので、補強しますと、IPX1~IPX3までは水滴が対象になっていて、IPX4は雨や水しぶきが対象になっています。

IPX5やIPX6になると、より防水性が高まり、シャワーの水や流水に濡れてしまっても大丈夫です。

さらにIPX7になると完全に水中に落としても大丈夫。30分ほどなら水泳をしながら音楽を楽しめるようになります。

スポーツ専用イヤホンというと音質を疑いがちな時期もありましたが、近年登場しているイヤホンは防水・防滴性能に優れ、かつ音質も良いというイヤホンも少なくありません。スポーツ用に別途イヤホンを用意することもないので、考慮にいれるといいでしょう。

いくらひとつひとつのスペックが高くても、必ずしも高音質になるとは限らないのが音の難しいところです。最終的に製品にあたり各メーカーの思想や技術者の手腕が試されるので、性能を生かし切れていないことも珍しくありません。

そこで今回は音のプロであるサウンドプロデューサーの大澤大輔氏と、東京音研放送サービス代表の原田裕弘氏にご協力いただき、「音質」「装着感」「遮音性」を検証してもらいました。

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辛口識者による厳正なテストで行ったテスト内容は以下の通りです。

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採点方法は音質にこだわるために、「高音域の質」「中音域の質」「低音域の質」を各20点満点。低音好き、高音好きなど好みはあると思いますが、純粋に万人に受ける音としてバランスの良さを重視しています。

また総合的なおとの広がりや響などを考慮する「ダイナミクス」も20点満点とカウントしています。

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激しい動きをするとポロポロ耳から落ちがちな完全ワイヤレスイヤホンですが、イヤーピースの進化により紛失の心配は格段に減りました。

また装着感の良さは音楽を聴くうえで大事な要素です。

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イヤホンを適切に装着した状態で、外の音がどの程度遮断できるかを検証。ノイズキャンセリングモデルについては、ノイズキャンセリング機能の精度を遮音性として評価しています。

以上、完全ワイヤレスイヤホンのおすすめランキング12選でした。

2年越しの正統進化を遂げたソニーの「WF-1000XM4」がベストバイに。音にこだわるiPhone派にもおすすめで、音質・NCに加え、360 Reality Audioも楽しめます。

また、今回はこれまで『家電批評』本誌でテストしていなかった製品も加えた最新ランキングとなっています。JBLのLIVE PROは軽い装着感も魅力、また濃厚なサウンドが欲しいならMW08もぜひ聞いてみてください!

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