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もち麦の糖質は高い?ダイエット中でも上手にとり入れるコツ

テレビでも取り上げられた話題のスーパーフードでもあるもち麦。白米と混ぜて炊いたご飯として食べるのが一般的ですが、今回は糖質などの栄養素がどのくらい変わるのか、白米と比較して徹底解説!糖質が気になる方に注意していただきたい食べかたや、もち麦料理のレシピまでご紹介いたします。

ちず

もち麦の糖質は高い?

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もち麦の糖質量は65.2gです。私たちがよく口にする白米は糖質量が77.1gです。(※1,2)
(※すべて100gあたりで算出)

見てわかる通り、もち麦のほうが白米に比べて1〜2割ほど低糖質。しかし、もち麦も糖質が極端に低いわけでないので、糖質を控えているかたは食べる量に注意が必要です。

もち麦のカロリーは?

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もち麦のカロリーは340kcal、白米は358kcalです。(※1,2)
(※すべて100gあたりで算出)

糖質と同じくカロリーももち麦のほうが低いですが、その差は1割ほどと大きな差はありません。もち麦も白米と同じようにエネルギー源となる食材と言えます。

もち麦に含まれる栄養素とその効果

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たんぱく質

たんぱく質の量は、もち麦9.5g、白米6.1gです。(※1,2)もち麦は白米の1.5倍たんぱく質が多いです。
(※すべて100gあたりで算出)

しかし、たんぱく質は穀類に含まれるものよりも動物性のものが良質。たんぱく質は20種類のアミノ酸でできていますが、穀類のたんぱく質はリジンというアミノ酸が不足している傾向にあります。(※3)

ご飯やパンだけでなく、毎食に肉や魚などのおかずをつけ、バランスを意識しましょう。

食物繊維

もち麦の食物繊維は12.9g、白米は0.5gです。じつは、もち麦には白米の20倍以上の食物繊維が含まれていることがわかります。(※4)
(※すべて100gあたりで算出)

ほとんどの食品では水溶性食物繊維よりも不溶性食物繊維の方が多く含まれているのですが、もち麦は水溶性食物繊維のほうがはるかに多く含まれている食材。(※4)水溶性食物繊維は糖質の吸収を緩やかにしてくれるので、糖質が気になるかたに嬉しい栄養素です。(※5)

もち麦がダイエットに人気の理由!

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満腹感が味わえる

もち麦に豊富な水溶性食物繊維は水に溶けるとネバネバとした質感になります。胃の中をゆっくり移動し、さらに食物の吸収も緩やかにしてくれるので、満腹感が持続しやすくなるのです。(※5)

おにぎりやパンのみ食べて食事を済ませたあと、すぐにお腹が空いてしまった経験はありませんか?消化のよい白米や小麦製品が好きなかたは、もち麦を取り入れてみるのもよいですね。

血糖値の上昇をゆるやかにする

もち麦に豊富な水溶性食物繊維がもつ働きの中で、もっとも注目されているのは糖の吸収を緩やかにすることです。(※5)

血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪をつきにくくして肥満を防いでくれます。(※5,6)さらに血糖値の上昇をゆるやかにし肥満を防ぐために、食事には15分以上かけるように意識して、よく噛んで食べるようにすると効果的です。(※7)

便通を促す

水溶性食物繊維は糖の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑えるだけでなく、腸内環境を整えることも重要な働きのひとつ。腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすことで腸内細菌のバランスを整えてくれます。(※5)

一方で不溶性食物繊維は便のかさを増やして腸の動きを活発にしてくれる栄養素なので、同じ食物繊維でも腸内環境へのアプローチは違うのです。(※5)ほとんどの食材は不溶性食物繊維の方が多いため、もち麦は貴重な水溶性食物繊維の補給源になると言えます。(※4)

糖質制限中にもち麦を食べる時のポイント

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