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管理栄養士が教える。バナナの栄養成分ってなにがある?

グルメ

バナナは老若男女問わず親しみのある果物。その手軽さから朝食に取り入れるかたも多いですよね。実はカロリーや糖質以外の栄養素も豊富に含む、栄養価が高い果物なんです!バナナに含まれる成分とその効果、管理栄養士がおすすめする食べかたについてお伝えします。

ちず

むくみを予防

バナナには体内の水分を調整してくれる栄養素であるカリウムが豊富。(※1,6)むくみの解消にも役立ちます。

カリウムは水に溶け出しやすい栄養素ですが、バナナは調理不要でそのまま食べられるため、効率よくカリウムを補給できます。(※13)

整腸作用

バナナは水分を吸収して便のかさを増やし、腸のぜん動運動を活発にする不溶性食物繊維が豊富です。十分な水分を補給しつつ食べることで便秘の解消に役立ちます。(※1,9)

さらに腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖も含まれており、ダブルで整腸作用が期待できる食材です。(※11)

糖質を効率よくエネルギーに

バナナには100gあたり0.05mgのビタミンB1が含まれます。(※1)

ビタミンB1は糖質からエネルギーを生み出すために必要な栄養素。バナナは糖質が多い果物ですが、一緒に含まれるビタミンB1により効率よくエネルギーに変えることができます。(※14)

バナナを食べるときのポイント

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1日にどのくらい食べたらいい?

果物は1日200gが目安とされています。(※15)これはバナナ約2本分の量。(※16)

しかし、糖質量が多いバナナの食べ過ぎは脂肪蓄積の原因に。別の果物も食べるときは量を調整しながら目安内に収めるようにしましょう。

いつ食べるのがいいの?

果物の中でもカロリーが高く、たんぱく質や糖質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれるバナナは、朝食時に食べるのが特におすすめ。(※1,17)

エネルギーとともに、代謝で使われたビタミン、細胞を作るために使われたたんぱく質、汗で出たミネラルなど、睡眠中に消費した栄養を補うことができます。

おすすめの食べ方

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ヨーグルトと組み合わせる

バナナとヨーグルトは定番の組み合わせですが、実は栄養面でも理にかなったコンビ!

ヨーグルトには腸内環境の改善に役立つ乳酸菌が豊富に含まれ、バナナには腸内細菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖が含まれます。(※1,11,18)菌そのものと、善玉菌のエサになるものを一緒に取り入れることで、腸内環境改善に対する相乗効果が期待されています。(※19)

豊富な栄養を手軽にとれる優秀食材!

バナナは果物の中でもカロリーと糖質量が高いため食べ過ぎは禁物。しかしたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養をバランスよく豊富に含む優秀な食材でもあります。特に腸内環境の改善に大活躍!

適量を守りながら、健康維持のためにバナナを取り入れてみましょう!

【参考文献】

1 果実類/バナナ/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等
2 果実類/りんご/皮むき、生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等
3 果実類/いちご/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等
4 果実類/(かんきつ類)/うんしゅうみかん/じょうのう/普通、生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等
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