いよいよ涼しい秋の到来。食欲の秋というだけあって、おいしくて彩りのよい食材があふれる季節でもあります。そこでお弁当も秋らしいものになるようなアイデアをご紹介!ほんの少しの工夫で、きれいでおいしい「秋のお弁当」が作れますよ。いろいろなアイテムを使った実例集もお見逃しなく♪
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お弁当も秋らしくチェンジ
すこしずつ紅葉も始まり、季節は秋へ……。旬の食材もさつまいもや栗などが出回り、食卓もすっかり秋仕様へと変化していくころではないでしょうか?
毎日作るお弁当も旬の食材を使うだけで変わりますが、すこしの工夫を加えるだけでさらに “秋らしさ” がアップ!食べる人も作る人も楽しい「秋のお弁当」を作ってみませんか?
お弁当を “秋らしく” するコツ
あまりむずかしい作業はいりません。ちょっとしたコツやアイデアをご紹介しましょう。
旬の食材で、秋色を意識
秋は樹木が紅葉し、食材も彩り豊かです。秋の彩りを意識した色合いのお弁当にすると、夏とはまったく違った雰囲気を楽しめますよ。紅葉の赤、黄色、栗の茶色、柿やカボチャのオレンジ色などを中心とした色合いでまとめてみましょう。
味わいとしても、旬の食材を使うのが一番!秋が旬の野菜や果物、肉や魚などを使うと、自然と秋らしいお弁当のできあがりです。
お弁当箱を自然素材に
秋のお弁当に似合うのは、自然素材のお弁当箱です。わっぱやかごのお弁当箱に加え、竹皮でおにぎりを包んでも雰囲気が出ますよ。また、紙素材のパックや菓子箱もお弁当箱として使えますよ。
軽くて持ち帰りにも便利なものを選べば、行楽弁当にもいいですね。
小道具も活用
さらに上級に仕上げるには、小道具が活躍! もみじをイメージしたピックや自然素材の串、小さなかごなどを使うだけで、一気にお弁当が秋らしくチェンジします。
またもみじやいちょう、葉っぱの型抜きで、食材をくり抜くとより一層雰囲気がでますよ。
筆者が実践!「秋のお弁当」アイデア集
それでは秋の食材や便利なアイテムを使って作った、「秋のお弁当」をいくつか紹介していきましょう。夏とはまた違った色合いのお弁当作りは、作り手も楽しいもの。いろいろなアイデアを活かしてみましょう。
1. 秋の彩り「吹き寄せ弁当」
葉が風で吹き寄せられたようなシーンを表現したのが「吹き寄せ弁当」。秋のお弁当としてまず思い浮かぶ、美しいお弁当です。たくさんの食材を使うので、きれいなだけでなく味わい深さも楽しめるんですよ。
このお弁当はごはんの上に鶏そぼろを敷き、ゆでエビや酢蓮根、さやえんどうなどを彩りよく散らしました。白だしで煮たにんじんや卵焼きをもみじの形に抜いて飾れば、秋の情緒を楽しめるお弁当の完成です。
2. 竹皮でおにぎり弁当
竹皮はそれだけでグッと落ちついた雰囲気がでます。昔なつかしい雰囲気も楽しめますよね。
さらに竹皮は、ごはんの水分を適度に保つ役割があるので、冷めてもおいしいおにぎりができます。
いつものおにぎりでもよいのですが、ここは秋らしく、さつまいものおこわとエリンギの混ぜご飯をおにぎりに。たまご焼きや漬物などのシンプルなおかずを添えるだけで、秋弁当のできあがりです!
3. かごのお弁当箱で「のり巻き秋弁当」
秋の行楽や運動会などで、ちょっとがんばって作ってみたのり巻き。せっかく作ったのですから、かごのお弁当箱に入れて特別感のあるお弁当にしてみましょう。
おかずはさつまいものレモン煮や、大根とにんじんのなますなど秋らしいものに。ふどうなどのフルーツも入れると、さらに彩りよく仕上がりますよ。