こんにちは。ヨムーノ編集部です。
なぜかお金が貯まらないなぁ〜とお嘆きのみなさん。
もしかしたら、原因は毎日使う「冷蔵庫」に潜んでいるかもしれません。
生活情報誌を中心にこれまで20年近く家計のやりくりの取材をしてきた、ライターの村越克子さんに「お金が貯まらない人の共通点」を教えていただきました。
冷蔵庫を見れば「お金が貯まらない人」は即わかる!
生活情報誌の取材を通して、これまで多くの方のお宅にお邪魔してきました。
家計のやりくりの取材をさせていただく際には、必ず冷蔵庫の中を拝見します。
するとお話を伺わなくても、この人はお金が貯まる人か、残念ながら貯まらない人かが、すぐにわかります。
それくらい、貯まる人と貯まらない人の冷蔵庫には、それぞれ特徴があるんです。
今回は、「貯まらない人の冷蔵庫」の特徴を紹介します。
冷凍室に「化石化」した肉がある
貯まらない人の冷凍室を開けると、冷凍したまま忘れ去られ、冷凍化石化した肉を発見することがよくあります。
冷凍焼けして、もう食べられる状態ではないので、おそらく処分することに。
お金を出して買った食材を捨てるのは、お金を捨てるのと同じこと。
お金を捨ててちゃ、貯まりませんよね。
「発泡トレーのまま」肉を冷凍している
発泡トレーは熱伝導率が悪いので、トレーのまま冷凍すると凍るまでに時間がかかります。
食材の鮮度が落ちるので、おいしさもダウン。
せっかく冷凍保存で長持ちさせたのに、おいしく食べることができないのはもったいないことです。
「野菜室」の底が見えない
底が見えないのは、入れすぎの証拠。
溶けたもやし、シナシナのほうれん草、変色したしいたけ……など、恐ろしいものが潜んでいる可能性大です。
食品ロスは、お金が貯まらない元凶です。
ドレッシングや調味料で「ドアポケットがギューギュー」
いろんな味を試したくて買ったドレッシングや、レシピ本に載っていたので買ったけれど1回しか使っていない調味料などが、ドアポケットを占領していたら赤信号。
賞味期限までに使い切れなかったらムダになりますよ。
「中身が見えない容器」で保存している
ホーロー容器は、容器にニオイがつかないなど利点がいろいろありますが、中身が見えないのが欠点。
中身がわからないと、食べ切るのを忘れがちになります。
中身が見えない容器で保存するときは、中身を書いたメモを容器に貼りましょう。
最上段、棚の奥、隅っこなどに「死角」がある
大型冷蔵庫で最上段の位置が高くて、何があるのか見えない、他の食品の陰になって棚の奥や隅っこまで見渡せない……という冷蔵庫は食材のムダが発生しやすくなります。
同じ「チューブ入り調味料」が2つある
同じものが2つあるのは、「ないと思って買ってきたら、在庫がまだあった」でダブリ買いした結果。
冷蔵庫の在庫管理ができていないのと、買い物前に在庫をチェックする習慣がないことのあらわれです。
在庫管理できていないと、ダブリ買い、賞味期限切れ、食品ロスなど、食材とお金をムダにすることが多くなります。