「体がなかなか柔らかくならない」「硬くてポーズがうまくとれない」…読者が抱える硬さの悩みを6人の人気ティーチャーが解決します!今回は内股気味で脚をしっかり開けない場合の対処法です。
お悩み:内股気味で、蛙のポーズでストレッチするととても痛い…
アドバイス1:仰向けでゆるめるところから始めて
完成形のうつ伏せの状態は圧が強すぎるので、まずは仰向けのポーズで内腿をゆるめるところから始めます。少しずつストレッチ要素を足して、立位で必要な筋力も補いましょう。(西浦先生)
仰向けのストレッチ
仰向けで足裏を合わせ、手で足首を持って10呼吸。重力で自然と内腿が伸びる。
photo by Kenji Yamada
立って行うストレッチ
1.脚を大きく開く。右のつま先は前、手で前腿を外に開く。壁に背をつけてもOK。
photo by Kenji Yamada
2.息を吐きながら右膝を踏み込み、さらに腿を外に開く。吸って膝を伸ばし、10回繰り返す。反対側も同様に。
photo by Kenji Yamada
座ってするストレッチ
両脚を開いて座り、お尻を下げたまま上体を倒して両手を前に。3呼吸×2回。お尻が上がらないように。
photo by Kenji Yamada
これはNG
photo by Kenji Yamada
アドバイス2:ボルスターなどを使ってやさしくストレッチ。バレエスクワットもおすすめ
内股の人は内転筋と内旋筋が硬く、また脚を外側に開くための臀部奥の深層外旋六筋が弱いのが特徴。それぞれの筋肉を刺激し、さらに股関節をゆるめるワークがおすすめ。(畠中先生)
やり方
両足を揃えて立ち、脚を付け根から外に回しつま先を開く。
photo by Kenji Yamada
お尻の外側を締め股関節の屈曲で内転筋、伸展で深層外旋六筋を刺激。5~10呼吸。
photo by Kenji Yamada
内転・内旋筋を伸ばすワーク
床に座り、片膝を曲げて反対の脚を伸ばし両手は体の前、上体を前に倒し足裏を蹴り出す。内転・内旋筋を伸ばし、5~10呼吸。反対側も。
photo by Kenji Yamada
股関節をゆるめるワーク
ボルスターに上半身を預け、股関節がゆるんできたら少しずつ膝を曲げ最後は90度に。30秒~1分間キープ。