カルディの新商品「山椒みそ」は、数あるカルディの山椒シリーズのなかでも、やや控えめな味わい。実はその控えめさのおかげでアレンジの幅は広く、和食はもちろん洋風アレンジでもその魅力を発揮してくれます。ちょっぴり変わった食べ方もご提案していますよ♪
控えめだから使いやすい!? 山椒みそ
さまざまな個性派アイテムがそろうカルディ。なかでも、一年を通して毎シーズン新商品が登場するのが山椒を使ったアイテムです。ここ数年のシビ辛ブームもあり、これまでmacaroniでも山椒ペペロンチーノや山椒鍋の素をご紹介してきました。
そしてこの冬新しく登場したのが「山椒みそ」。チューブ入りで気軽に使えるので、ちょい足しにも便利そうな予感がします♪
もへじ「山椒みそ」
「奥飛騨産山椒使用 山椒みそ」248円(税込)
この山椒みそを見つけたとき、まず感じたのは「チューブで便利そう! 」ということでした。みそタイプの調味料はたくさんありますが、なにしろ瓶に入っているものが多く、使うたびにスプーンが必要なのが地味に不便だったんですよね。
さらに、再利用できるとはいえ、使い終わったあとの瓶がごみになってしまうのもモヤモヤしていました。
このようにチューブタイプになっていると、料理に直接使えるし、冷蔵庫でも収納スペースを取らないし、これまでの味噌調味料よりも登場回数が増えそうな気がします。
チューブのままではわかりにくいので、器に出してみました。ほんのりと山椒が香るものの、そこまで香りは強くありません。奥飛騨産の山椒を使用していて、とても上品な香りがします。(ちなみに、粒つぶに見えるのはチューブから絞り出したときに入った気泡です)
少し舐めてみましたが、山椒特有の舌がビリビリジリジリするような刺激は控えめ。山椒の刺激が好きな方にはちょっぴり物足りないかもしれませんが、どんな料理に使ってもほどよく山椒を香らせることができそうです。
さっそくいくつかアレンジをご紹介します。
アレンジ①意外にマッチ♪「山椒チーズトースト」
チーズと味噌は相性がいい食材。ということで、試してみたのはチーズトースト×山椒みそ。あらかじめピザ用チーズをのせて焼いたトーストに、山椒みそを塗ってマヨネーズをかけて仕上げました。
温められることで山椒の香りがふんわりと立ち、マヨネーズやチーズのまろやかさが加わって、刺激がさらにまろやかになりました。とはいえ、食べるうちに山椒らしさも感じられ、パンを食べながらにして和風テイストも感じさせてくれるアレンジです。
チーズと山椒みその相性、かなりイケます!
アレンジ②山椒香るTKG
いつもはしょうゆをかける卵かけごはんも、みそで調味すれば、コク旨に♪
山椒の香りと刺激が強すぎないので、卵の旨みをしっかりと感じることができますよ。しょうゆだとどうしても塩分を強く感じますが、みそのやさしくまろやかな塩加減が、卵かけごはんの新しい魅力をひきだしてくれます。
ちなみに、あらかじめ白身だけをごはんに混ぜ、あとから卵黄をのせると卵と米の旨みをどちらも堪能でき、見た目的にもいいですね。
全体をしっかりと混ぜて召し上がれ♪
山椒が苦手なひとこそ、ぜひ!
カルディの「山椒みそ」は、チューブタイプで使いやすく、やや控えめながら山椒の魅力が存分に詰まっていました。
山椒好きな方はもちろん、「山椒のビリビリした感じがちょっと……」という方にこそ食べてほしい、そんなアイテムです。
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。