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管理栄養士が教える「アルコール」のカロリー。ダイエット中に気をつけるポイントも

レシピ

アルコールのカロリーってどのくらい?アルコールはなぜ太るの?そんな疑問を管理栄養士がくわしく解説していきます。ダイエット中におすすめしたいアルコールの種類や、ヘルシーおつまみもあわせてチェックしていきましょう!

アルコールのカロリーを比較

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アルコールのカロリーや糖質を比較してみましょう。

・ウイスキー シングル(約30ml)……約70kcal
・ビール 中ジョッキ1杯(約500ml)……約200kcal
・ワイン グラス1杯(約100ml)……70kcal
・日本酒 1合(約180ml)……約200kcal
・チューハイ、カクテル 1缶(約350ml)……約90〜200kcal

ビールは、中ジョッキ1杯あたり200kcalとカロリーが高めです。ワインはカロリーが70kcalと一番低いのがわかります。(※1)

アルコールで太る原因は2つ

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アルコール自体のカロリーは、体に蓄えることができないエネルギーといわれています。しかしアルコールに含まれる糖質は、とりすぎると体内に脂肪として蓄えられます。そのため、アルコールはできるだけ糖質の少ないウイスキーや、焼酎などを選ぶようにしましょう。(※2,3)

また、アルコールをとることで食欲が増してしまい、おつまみに脂っこいものを食べたり、過食になったりするおそれも。アルコール以外で、余分なエネルギー(カロリー)を取り入れてしまうことで、体重増加に繋がる可能性があります。(※4)

アルコールのカロリーを消費するのに必要な運動量は?

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ビール中ジョッキ(約200kcal)と同じエネルギー(カロリー)を消費するには、運動量はどれくらい必要なのでしょうか。体重60kgの場合、軽いジョギングで約40分、水泳であれば約30分、ウォーキングであれば約1時間程度の運動が必要になります。(※5)

アルコールでとったカロリーを運動で消費するなら、ウォーキングのような軽めの運動がおすすめです。ジョギングは体への負担がやや高く、短い時間でも辛くなる場合があります。軽めの運動であるウォーキングは、長い時間続けても辛くないため、負担も少なく取り組めますよ。

ダイエット中のアルコールは適量を意識

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一日に取り入れるアルコールの適量は、純アルコールで20gほど。ダイエット中は、アルコールのカロリーを意識することが重要ですが、適量を守りながら飲み過ぎないようにすることも大切です。(※6)

・ウイスキーダブル 1杯(60ml)まで
・ビール 1杯(500ml)まで
・ワイングラス 2杯弱(200ml)まで
・日本酒 1合1杯(180ml)まで
・チューハイ 1缶(350ml)まで(※6)

ダイエット中におすすめ!アルコールの種類

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ダイエット中は、糖質が少ない種類のアルコールがおすすめです。糖質はとりすぎると、体に脂肪として蓄積されてしまいます。糖質が少ない種類のアルコールは、ハイボールや焼酎、ワイン。ダイエット中はこの3つから選ぶとよいでしょう。(※2,3)

気を付けたいのはカクテル。カクテルは、アルコールよりジュースの割合が多く、糖質が高いため、飲み過ぎないように注意が必要です。(※1)

アルコールだけじゃない!ダイエット中はおつまみにも注意

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高カロリーな食材を避ける

アルコールに合うおつまみのなかには、鶏の唐揚げやピザやパスタのような、カロリーの高いものがあります。気にせず食べてしまうと太る原因に。

カロリーが低いヘルシーなものは、枝豆や豆腐などの豆類。きゅうりや大根、レタスなどの野菜。ひじきやワカメなどの海藻もカロリーが低い食材です。また調理法も、生のままか焼き物、蒸し物にするとカロリーがおさえられます。

アルコール代謝に役立つ食材を選ぶ

アルコール代謝に役立つ食材は、たんぱく質を補う鶏肉、豆腐、枝豆。ビタミンB1を補う、豚肉、レバー、豆類。タウリンを含む、タコ、イカ、あさりなどがあります。

アルコールの代謝は肝臓でおこなわれ、代謝されるとたんぱく質やビタミンが消費されます。そのためたんぱく質やビタミンを補うことが、肝臓の機能を助けるために必要になります。タウリンも、肝臓の機能を高める働きがあるといわれています。(※7,8)

アルコール代謝をサポート!ヘルシーなおつまみレシピ7選

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