［ダイエット中でも大丈夫！］太りにくい夜食スープとは？

夜食はダイエットに良くないと分かっていても、様々な理由で夜食をせざるを得ない方も多いと思います。今回、管理栄養士がそんな方にも安心なおすすめの夜食スープレシピを紹介したいと思います。

BMAL1（ビーマルワン）の働きを聞いたことがありますか？

BMAL1とは、私たちの体内時計を調節する時計遺伝子の1種で、脂肪を溜め込み、分解を抑える作用があります。このBMAL1は1日のうちで特に22時～2時頃にピークになるといわれているため、この時間帯が一番内臓脂肪を溜め込みやすくなります。

食事をすることで、胃や腸などの消化器官は夜遅くでも休まずに稼働しなければなりません。そのため、食事後にすぐに寝ても、身体は休まらずに睡眠の質が下がり、寝不足につながります。また、睡眠不足は食欲増進ホルモンである「グレリン」が多く分泌されやすくなるため、太りやすくなります。

食事をした後に、身体が温かくなるのに気付いたことはないでしょうか？私たちは、食べたものが代謝される際に体熱がおこり、エネルギーを消費します。このエネルギーは摂取したエネルギーの10％に及ぶといわれています。しかし、食べた後に、すぐに寝てしまうとこのエネルギーは通常よりも少なくなるため、太りやすくなります。

食材をグツグツと煮た温かいスープは身体の芯まで温まる上に、消化がしやすくなります。

脂っこいものや、食物繊維が多い食材は、消化に時間がかかるために、夜遅く食事をする際は避けるか、食べすぎないようにしましょう。胃腸の負担を軽くすることで、次の日に胃もたれなどの体調を避けることができます。

夜食にカップ麺やパン菓子など炭水化物中心の食べ物は血糖値を急激に上昇させて、脂肪を溜め込みやすくさせます。

小腹がすいたときにおすすめの簡単スープです。レタスと粉チーズで包丁いらずなのが、嬉しいですね。

かぶは消化が良いので夜食にもおすすめの食材です。鶏肉のうま味と麺つゆの味つけなので、ほっとするスープです。