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逆に危ない「NG飲み物」とは?[2020年夏の熱中症対策]は「マスク」と「室内」に要注意

ライフスタイル

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

梅雨時期から、ニュースなどでよく耳にする「熱中症」。どれだけ身近に起こりうるかをご存じですか?
特に、新型コロナウィルス感染拡大に見舞われた今年は、運動不足やマスク着用などの理由から「熱中症」になるリスクが増加。「正しい水分補給」こそが予防策として重要視されています。

そこで、熱中症対策の著書などを出す医師の伊藤重範先生に、「熱中症対策におすすめの飲み物」と「その効果的な飲み方」について教えてもらいました。
逆に熱中症を招きやすい「NG飲み物」も紹介します。

正しい知識を身につけて、“ウィズコロナ”の今年の夏を乗り切りましょう。

【読者のみなさまへ】「新しい生活様式」のもとヨムーノがお届けしていきたいこと

お話を伺った先生

【医療法人三九会 三九朗病院 循環器内科専門医 医学博士】
伊藤重範 先生

そもそも「熱中症」とは?

日本では、梅雨時期から夏に向けて「高温・多湿」の環境になります。その環境の変化に体が適応できず、体温調節がうまくいかなくなると、体内に熱がこもります。すると、臓器などにさまざまな障害が発症。これが、いわゆる「熱中症」です。

熱中症には、

・「熱失神」…めまいや、たちくらみを起こす
・「熱けいれん」…脚がつる、手足がしびれる
・「熱疲労」…頭痛、吐き気、倦怠感を起こす
・「熱射病」…意識がはっきりしない、体温が通常40℃を超える

という4つの障害があります。重症化すると命にもかかわるため、「水分補給」や「食事」「休息」といった予防の対策が重要です。

熱中症は「梅雨明け」から急増する

熱中症は「真夏に起こる」と思われがちですが、実は、梅雨明けから症状を訴える人が増えて第1ピークを迎えます。第2ピークは7・8月で、特に「気温28度、湿度60%」をこえると、熱中症のリスクが大きく上がります。
また炎天下だけでなく、「室内でも発症する」ケースも多発。熱中症で病院に運ばれる人の約40%は、室内で発症しています。

マスク着用時は「隠れ脱水」に注意

コロナ禍に見舞われた今年は、通年よりも熱中症のリスクが高まっています。長く続いた自粛生活明けの体は、運動不足による「体力低下」の状態。水分をたっぷり貯蔵する筋肉量が減り、体内で保持できる水分量が低下しているのです。

また春先まで外出を控えていた体は、発汗する機会を奪われていたため、「汗腺機能」が低下している可能性も。すると、気温上昇時にしっかり発汗できず、「体内に熱がこもりやすい状態」になるのです。
結果、体内の水分量が少なくなる「隠れ脱水」につながる可能性が高まります。「隠れ脱水」は、熱中症のリスクが高まる「脱水症の前段階」です。

特にマスクの着用は、のどの渇きを感じにくくするうえ、温かい温度の空気が、呼吸により体にもどってしまう恐れもあり、ますます「隠れ脱水」=「熱中症リスク」が上がります。暑い日に軽い運動をしたり、外出したりする際は、「隠れ脱水」を防止するために「正しく水分補給すること」が重要です。

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