シャープ(SHARP)
EL-VN82
実勢価格:2336円
サイズ/W109×D180×H14mm
重量/約168g(電池含む)
▼テスト結果
打ちやすさ
46/50点
見やすさ(画面)
25/30点
タイプ音
9/10点
その他機能
6/10点
総合評価
86/100点
今回のビジネス系電卓ランキングでベストバイを獲得したのは、シャープが電卓発売50周年を記念してリリースした「EL-VN82」でした。ユーザーから要望の高かったデザインを採用しているというだけあり、タイプのしやすさや画面表示の見やすさは文句なし!
とくに、打鍵感が柔らかいモデルが多いシャープ製電卓のなかでは、打鍵感がしっかりあるのが特徴で、レスポンスも抜群でした。また、画面自体のサイズも、表示される文字のサイズも大きく見やすく、穴のない一台です。
なお、本格的な実務機能を搭載しながらシャープの分類では実務電卓ではなく「カラー・デザイン電卓」とされており、4色のカラバリがあるのもポイント。サイズは、据え置き型よりひとまわり小さく手に持って使える「ナイスサイズ」(※シャープが設定しているサイズ分類)です。
本体自体は小型ですが、キーは大きめで押しやすく、ストロークも絶妙。安定感が高く、グラつくこともありません。また、上下左右にキーの間隔が広く取られている点も見逃せません。
目新しい機能があるわけではありませんが、早打ち、静音キー、税計算、アンサーチェック、チルトなど、必要な機能は漏れなく搭載している印象です。
キヤノン(Canon)
HS-1250WUC
実勢価格:1891円
サイズ/W130×D179.5×H37.5mm
重量/約208g(電池含む)
▼テスト結果
打ちやすさ
44/50点
見やすさ(画面)
26/30点
タイプ音
5/10点
その他機能
7/10点
総合評価
82/100
Amazonでのレビュー総数が600件以上(2020年6月27日時点)もある人気の高い電卓。公式では実務電卓ではなく「抗菌電卓」というカテゴリに分類されています。
キヤノン派の鈴木氏はもとより、カシオ派の辻村氏も「パソコンのキーボードのようなタッチが面白い」と、その打鍵感を高く評価した製品で、チルト機能はありませんが、数字の見やすさも高評価でした。また、側面から見たときに階段状に配置されたキーが、タイプミスを防いでくれるほか、キーの端っこを押しても全体が沈み込んでくれる構造も技あり。「しっかり打った感触」が欲しいなら、これがおすすめです。
タイプミスを減らすために、場所によって形の違うキーを3種類採用しています。
「億・万・千」の単位を漢字で表示するキヤノン独自の機能。カンマよりわかりやすいかも。
カシオ計算機
DF-120GT
実勢価格:2322円
サイズ/W177.5×D122.5×H32.7mm
重量/約195g
▼テスト結果
打ちやすさ
45/50点
見やすさ(画面)
20/30点
タイプ音
5/10点
その他機能
10/10点
総合評価
80/100点
2位のキヤノン「HS-1250WUC」は心地よい打鍵感で打ちやすさの評価を高めましたが、3位となったカシオ計算機「DF-120GT」はちょうどよい幅のキーピッチ(キーとキーの間隔)や緩やかながら上下で階段状になっているキーなど、キーの配置が絶妙。早打ちのレスポンスも◎で、それが打ちやすさの高い評価につながりました。
液晶の表示はくっきり見やすく、数字は大きく間隔も取られているので非常に見やすいとプロからも好評でした。時間計算機能を搭載しているので、時給の計算が必要な人などは便利に使えそうです。
キヤノン(Canon)
HS-1220TUG
実勢価格:1620円
サイズ/W130×D179.5×H37.5mm
重量/208g(電池含む)
▼テスト結果
打ちやすさ
45/50点
見やすさ(画面)
21/30点
タイプ音
5/10点
その他機能
8/10点
総合評価
79/100点
打ちやすさや画面表示などの性能面は、2位にランクインした「HS-1250WUC」とほぼ同等です。サイズや重量も一緒。2位製品と大きく違うのは、抗菌仕様でない点と、こちらのほうがシックな印象のカラーである点。機能面では、時間計算機能が搭載されている点が異なります(2位製品は本製品にない複数税率対応)。値段もほとんど変わらないので、時間計算機能が不要なら、デザインの好みで選んでOKです。
シャープ(SHARP)
EL-SA72-x
実勢価格:1600
サイズ/約W124×D181×H24mm
重量/約185g(電池含む)
▼テスト結果