最新モデルが続々と登場している掃除機。正直どれに買い替えたらいいかよくわからない、というのが本音かもしれません。そこで今回は2020年の掃除機を網羅すべく、『家電批評』編集部が一斉テストを実施。「キャニスター型掃除機」「コードレススティック掃除機」「ロボット掃除機」「ハンディ掃除機」の4つのジャンル別に、選び方のポイント&おすすめ製品をご紹介します。
紙パックは穴を塞ぐシールが付いているので、ゴミやホコリがこぼれません。
パナソニック
MC-PK21A
実勢価格:2万2000円
サイズ:W243×H196×D348mm
重量:2.7kg(本体のみ)
吸込仕事率:580W~約60W
集塵方式:紙パック式
容量:1.3L
ヘッド:自走
同じくベストバイとなったのが、パナソニック「MC-PK21A」。ヘッドはやや重いものの、本体が軽いので動かすのがラク。取り回しが良く、本体がよくついてきてくれるので、ストレスがありません。気持ちよく使えるモデルです。
もちろん立て置きも可能。コンパクトに収納でき、邪魔になりません。
本体が小さいので、移動がスムーズなのもポイント。最初はやや重く感じますが、慣れれば気にならないレベルでした。
電源コードは引き出しやすい位置にあって、コードの引き出し・戻りもスムーズです。
パックを捨てる際、端を折るとフタになるのも高評価。
MooSoo
MS159
実勢価格:8999円
サイズ:W330×H320×D485mm
重量:3.7kg(本体のみ)
集塵方式:サイクロン式
容量:2L
チープな印象もあるMooSoo「MS159」ですが、軽くて動かしやすいです。吸引力も抜群で、2Lの集塵容積も心強いところ。ただし、本体が大きいため、取り回しが今ひとつなのが残念です。
本体を立てられず、場所と空間を大きく取ってしまうのが残念。
電源プラグが本体下部にあるため、引き出しにくいです。
続いてはコードレススティック掃除機編です。
家電量販店やWebでメインを張るのが、コードレススティック掃除機。その代名詞ともいえるブランドが、ダイソンです。
現行ハイエンドのV11は、間違いなく同社にて歴代最強の一台。パワフルでありながら静音性にも優れるという素晴らしいモデルです。ダイソン以外では、東芝や日立、そしてダイソンの対抗馬ともいえるマキタもあります。
コードレススティック型の掃除機を選ぶ際、ダイソンの存在なしには避けて通れません。このダイソンと他メーカーの違いが何なのかを理解したうえで、ベストな選択ができるかがカギとなります。
メーカーはダイソン一択と決めた場合でも、ハイエンドのV11は高すぎて手が出ない……。それなら、V11から引き算するといいでしょう。
たとえば、軽さと重量を差し引くなら、「V8 Slim Fluffy」がおすすめです。
ダイソン
V8 Slim Fluffy
実勢価格:4万1200円
サイズ:W250×H210×D1123mm
重量:2.15kg
充電時間:約5時間
使用時間:最長40分
居住空間の狭い日本向けに発売されたダイソン「V8 Slim Fluffy」は、軽くてギュンギュンとゴミを吸引し、取り回しも向上しています。
さらに、まだちょっと安くしたいというのであれば、前々モデルである「V8」がおすすめ。