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[冷感敷きパッド]“熱帯夜でもドンと来い”はコチラ!

インテリア

夏本番の夜はイヤ~な蒸し暑さが続きます。なかなか寝付けない、夜中に目が覚めてしまうなど、寝苦しさで悩んでいる方も多いのではないでしょうか? そこでおすすめなのが肌触りがよく、冷たさを長時間キープしてくれる「冷感敷きパッド」です。今回は2020年最新モデル全30製品をプロが検証。熱帯夜でも快適に眠れる敷きパッドの選び方と、おすすめ製品をランキング形式で紹介します。

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※情報は『MONOQLO』2020年8月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

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本格的な夏に突入し、夜も暑さと湿気で寝苦しい日が増えてきました。ぐっすり眠れず寝不足気味だったり、クーラーや扇風機を付けっぱなしで体がダルかったり…不快さを感じている人も多いと思います。

そんな熱帯夜対策におすすめなのが「冷感敷きパッド」です。

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もはや夏の必需品となっており、各社とも一層力を入れて、この夏も様々な新商品が発売されています。とはいえ、ここまでが種類が増えると、どれを選んだら良いのかわからなくなってしまいますよね。

そこで、毎年恒例の“最強の冷感敷きパッド”を決める大検証を実施。有名メーカーからホームセンターのPB、高級寝具メーカー、ネット通販の製品まで、2020年最新モデルの中から全30製品を集めてベストを探し出しました。

そこから見えてきた選び方のポイントと「朝までぐっすり!」を叶えるおすすめ製品をランキング形式でご紹介します!

詳しい選び方のポイントやランキングをご覧いただく前に、結論を先に発表しちゃいます。

この夏のベストバイはこちら!

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トップバリュ(イオン)
ホームコーディアイスコールド敷パッド
シングル
実勢価格:4048円
サイズ:S/SD/D/Q

公式サイトで見る

トップバリュの「アイスコールド」は、前回のテストでもベストバイだった製品で3年連続1位を獲得しました。2019年の製品よりひんやり感がさらにアップ。触れたときの気持ちのよさ、表面のサラサラ感はプロも太鼓判を押しました!

なぜ1位の評価を得ることになったのか、選び方のポイントを詳しく解説していきます。

触ると冷たい冷感敷きパッドも、実際横になると意外とすぐにぬるくなり、冷たさが続かない製品も多くあります。毎晩快適に過ごすためには、どんなポイントを重視して選べばいいのでしょうか。

覚えておくと役に立つ、冷感敷きパッドならではの「選び方の基本」をお伝えします。

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冷感敷きパッドを選ぶときに知っておきたいのが、「Q-MAX」という言葉。これは「最大熱吸収速度」のことで、熱の移動を利用してひんやりさせる接触冷感素材のひんやり度のひとつの指標です。

肌から生地へ瞬間的に熱が移動する量を数値化したもので数値が高いほど、触れた瞬間に冷たく感じます。冷たさの目安は以下の通りです。

▼Q-MAX値
0.4以上:明確な冷たさを感じる
0.3以上:若干ひんやり感がある
0.2以上:接触冷感効果がある

Q-MAX値だけでなく、ひんやり感キープのためにはこもった熱を効率よく逃がす「吸湿・放湿性能の高さ」=「通気性のよさ」「回復力」も大事。まずは生地の素材や厚み、素材の組み合わせなどをチェックするようにしましょう。

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冷感敷きパッドの多くは「表生地」「中ワタ」「裏生地」の3構造。使われている生地や全体の厚みは、快適さを大きく左右します。

▼表生地:素材とキルトで肌触りなどが変化
ひんやり感の要ともいえる表面は素材とキルトが重要です。素材とキルティングのかけ方により、ひんやり感や寝心地が変わります。

・素材

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ひんやり感のある素材をていねいに縫製していると◎。

・キルティング

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キルティングは綿切れを防止して肌触りにも関係します。

▼中ワタ:ほどよい厚さの中ワタが湿気を吸収
中ワタは、湿気を吸収する機能があります。厚すぎると熱がこもり寝苦しくなり、逆に薄すぎたり中ワタがないと、体から放出する湿気を受けきれず、布団(マットレス)がムレて寝苦しさの原因になるので注意しましょう。

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中綿の暑さは1cm程度あれば十分です。

▼裏生地:通気性がよいメッシュが◎
裏生地は、汗をためこまず通気性もよいメッシュ生地がオススメ。通年使用するのであればパイル生地もおすすめです。

・メッシュ生地

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メッシュ生地は熱気や汗をため込まず通気性がよく、ムレも軽減できます。

・パイル生地

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体温の高くない人は、調整の効くパイル生地もありですよ。

冷感敷きパッドに使用されている素材は様々。素材によって「速乾性」や「吸湿性」「冷感」「肌触り」に大きな違いが生まれます。素材によってメリット・デメリットがあるので、何を重視するのかによって選ぶようにしましょう。

[ナイロン]
冷感:○
吸湿:△
速乾:○
ナイロンはごく一般的な冷感素材です。ひんやり感は普通ですが、摩擦に強くて軽いのがポイント。

[ポリエチレン]
冷感:◎
吸湿:△
速乾:○
熱伝導率がよく、熱を広範囲に拡散するため生地が冷えるのが速いのが特徴です。ただ、ナイロン同様、素材自体の吸湿性能はあまり高くありません。

[レーヨン]
冷感:◎
吸湿:◎
速乾:◎
触ったときにひんやり感があり、肌にも優しいレーヨン。冷感・吸湿・速乾すべて◎です。

[ポリエステル]
冷感:○
吸湿:△
速乾:◎
ナイロン同様、広く使われる素材です。吸湿性はあまり高くありませんが、速乾性は抜群。型崩れにしくいのもポイント。

[綿]
冷感:△
吸湿:◎
速乾:△
吸湿性が優れている綿。肌触りが柔らかく値段も手頃な素材です。

[リヨセル]
冷感:△
吸湿:◎
速乾:△
木材由来の繊維です。吸湿性に優れていて、風合いもソフトなのが特徴です。

今回検証した冷感敷きパッドには、生地に上記の素材が使われていました。同じ素材を使用していても、織り方などによりQ-MAX値は変わってきます。

最近の製品は特殊加工を施したものも増えています。快適さのカギのひとつでもあるので、要チェックです!

[ポリエチレンシート]

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