STEP2 掃除機をかける
フロアワイパーでは取り切れないゴミを掃除機で吸い取ります。
継ぎ目の溝や壁面との境目も忘れずに掃除し、溝は爪楊枝などで汚れをかき出します。
STEP3 水拭きをする
硬く絞った雑巾でフローリングの木目に沿って水拭きします。
その後、乾拭きをして水分をしっかり除去します。
汚れがひどくない場合はここで終了です。
STEP4 落ちない汚れには住居用洗剤
水拭きでは落ちないフローリングの黒ずみには、フローリング用洗剤、または住居用洗剤を使います。
今回は二度拭き不要のリビング用洗剤「かんたんマイペット」を使用します。
こちらはスプレータイプの洗剤で、フローリングに使う場合は直接ふきかけるのではなく、布にスプレーしてから拭き取るようにします。
水拭き不要で手軽にお手入れできますよ。
広範囲の場合は、薄めるタイプの「マイペット」もおすすめです。
規定の量の洗剤を水で薄め、そこに雑巾をゆすいで硬く絞ってから雑巾がけをします。
こちらも水拭きは不要ですが、洗剤成分が残ったままの状態が気になる場合は一度水拭きしておくほうが安心です。
また洗剤の種類によっては水拭きが必要なものもあります。記載されている使用方法に従いましょう。
ぱっと見はきれいに見える我が家のフローリング。
でも洗剤を使って雑巾がけしてみると……。この通り、雑巾がすぐに黒くなってしまいました。
気付かないうちに結構汚れていたんですね(汗)。
フローリング掃除の注意点
塩素系漂白剤、重曹、メラミンスポンジは、ワックスが剥がれたりフローリングを傷める原因になったりするので使用NGです。
また無水エタノールも色落ちする恐れがあるので、目立たない箇所で一度試してみるなど使用の際は注意してください。
カビが奥深くまで侵食している場合はプロのお掃除サービスに依頼するのがおすすめです。フローリング掃除にかかる費用は、部屋の広さやモノの移動が必要など、状況によって異なります。まずは状況を相談し、見積もりをしてもらいましょう。
1年に1回程度はワックスがけを
ワックスがけをすることのメリット
フローリングのワックスは、光沢を出してくれる他に材質を保護するという重要な役割があります。
そのため光沢がなくなってきたと思ったら、1年に1回程度ワックスがけをすることをおすすめします。
あまり頻繁にワックスがけをすると支障が出ます。おおよそ7〜8回塗り重ねたら、一度剥がしてからワックスがけを行いましょう。
ワックスがけとなると少し大変な作業にはなりますが、一度塗ってしまえば1年くらいは水拭きでOKなのでお手入れがグンとラクになります。
またワックスの劣化が黒ずみの原因となっている場合は、塗ってあるワックスを剥がしてから新たに塗り直すことでフローリングがよみがえります。
ワックスがけの手順
ワックスがけをする際は、まず掃除機でフローリングのチリやホコリを取り除きます。
その後フローリング用洗剤を使って雑巾がけをし、水拭きで洗剤をしっかり拭き取ります。
そしてフローリング用ワックスをなるべく薄く塗るようにします。
ワックスが乾くまでは30分位かかりますが、天候によっては乾燥が遅くなることもあるのでお天気の良い日に行うと良いでしょう。