ただ卵をゆでるだけなのに、なかなか思うような仕上がりにならないゆで卵。シンプルでいてじつはとっても奥深いですよね。この記事ではたまごソムリエの友加里さんに聞いた、絶対に失敗しないゆで卵の作り方を紹介します。ゆで時間研究、時間別おすすめの食べ方も必見です♪ 目指せゆで卵名人!
3. やさしくかき混ぜながらゆでる

今回は黄身を中央にしたかったので、菜箸やお玉などで、卵を傷つけないようにやさしくかき混ぜながらゆでました。
Mサイズの卵を半熟に仕上げる場合、お湯に入れた時点から7分間ゆでます。ちなみにLサイズの卵だとゆで時間は7分半だそうです。
4. 10分間冷やす

取り出して、冷水や氷水などで10分間冷やします。たくさんまとめてゆでるときは水の温度がぬるくならないように、小分けにして冷やしたほうがよさそうです。
5. 一カ所にだけヒビを入れてからむく

お尻のほうに軽くヒビを入れます。

薄皮ごと一カ所むき、そこから親指の腹を使って卵をなでるように薄皮ごと殻をむいていきます。ツルッときれいにむくことができましたよ♪
あなたの好みはどれ?ゆで卵研究

半熟のゆで時間7分から、1分ずつゆで時間を長くしてみました。7〜12分と、段々黄身がしっかりと固まっていくのがわかりますよね。料理に合わせてゆで時間を変えたり、気分や好みで調整したりできますよ♪ 覚えておいて損なし!
ゆで卵6段階別、おすすめの食べ方
ゆで時間7〜12分、それぞれのおすすめの食べ方をご紹介します。
【ゆで時間7分】鶏と卵の甘辛煮

半熟卵はそのままでもご飯にのせて醤油やねぎをかけて食べたりするのもおいしいですが、煮込み料理や揚げ物など、さらに火を通す料理にぴったりです。半熟なので、さらに火を加えてもしっとりといい具合に仕上がりますよ♪
煮物は鶏もも肉1枚と人参を、みりん・醤油各大さじ3杯、砂糖大さじ2杯、水80mlで煮込み、最後に半熟卵といんげんをさっと加えました。