「ブルーマンデー症候群」って!?
月曜日の朝になると、なんだか気が重くて仕事や学校に行きたくない、というのが「ブルーマンデー症候群」です。休み明けでなくても、朝一番にストレスを感じる人は、予備軍かも知れません。
「ブルーマンデー症候群」は、放っておくと心の病につながりかねません。朝の正しい過ごし方をきちんと学び、朝の習慣を改革することで、明るい1日を迎えられるようにしましょう。
前夜からの準備が大切!
よりクリアな気持ちで朝を迎えるためには、実は前夜からの準備が大事なんです。寝る前にいくつかの簡単な計画を立てることで、次の朝はより明確な目的を持って、目を覚ますことが出来るようになります。
1. 明日のTo-Doリストを作る
寝る前に予定のリストを書くことで、明日やることを明確にします。上位3つを最優先事項として挙げ、残りは「時間があれば」やることのリストとして分けておきます。
上位3つの優先事項は、締め切り等の関係でやらざるを得ないことか、または長い目でみて自分の人生を楽にするために行わなければならない事柄を選択しましょう。
こうしてリストアップすることで、翌朝、その日一日で自分がやらなければならない仕事を明確に知ることが出来ます。
2. 朝やることを極力減らす
翌朝ベッドを出たときにやるべき仕事を最小限に抑えることによって、朝の時間を節約することが出来ます。例えば朝食の準備や、洋服選び、鞄の準備などが挙げられます。
また心地よい目覚めのために、携帯を「飛行機モード」に設定したり、睡眠を妨げないよう「サイレントモード」に設定しておくと良いでしょう。
3. 部屋を整頓しておく
散らかった部屋で目を覚ますと、心も混乱してしまいます。寝る前に、洋服や紙くずなどは片付けましょう。環境は私たちの気分に大きな影響を与えます。寝る前のこの小さな行動が、朝の気分に大きな違いを与えてくれます。
朝の習慣を変えよう
1. 目標と予定を見直そう
朝起きてすぐに携帯をチェックすることを止めて、1日の予定を見直す習慣をつけましょう。昨晩作ったTo-Doリストにより、やることは明確です。朝はまず、何よりもリストの中の最優先事項から始めるようにします。
2. 10分でできる朝の習慣を決める
10分程度ででき、心を穏やかにしてくれるものを何か1つ選んで、それを毎朝の習慣としましょう。日記、瞑想、ヨガ、音楽、お茶の時間、読書など何でもOKです。これで、1日の良いスタートを切ることができるようになります。
3. 感謝できることを探そう
自分にとって感謝できることを特定することで、自分の人生の中で起きている「良いこと」を思い出すことが出来ます。これにより、ポジティヴな感謝の気持ちを持って、その日1日を迎えることが出来ます。
「心から感謝できること」を頭に浮かべることで、気持ちを集中させることにもなります。時間があれば、思わず笑顔になることを最低3つ考えたり、書き留めたりすると良いでしょう。