栄養満点なほうれんそうは料理にも使いやすい身近な野菜ですが、いざ使おうと思っても野菜室にないこともよくあること。そんなときに冷凍ほうれんそうを常備しておくとなにかと便利ですよ。おいしく上手に使える簡単でお手軽なレシピ15選をご紹介します。
☆ゴン
冷凍ほうれんそうで簡単調理!
栄養豊富な緑黄色野菜「ほうれんそう」は、お値段も手頃で普段の料理には欠かせない野菜。お弁当のおかずや食卓の彩りなど、どのシーンでも重宝するので、ほうれんそうを大量に購入して冷凍保存する人も多いですね。
自分で冷凍しなくても市販の冷凍ほうれんそうを常備していると、料理のレパートリーも広がるというもの。生と比べても栄養価に遜色なく生ゴミもほとんど出ず、天候不順による価格変動にも左右されない、冷凍ほうれんそうを使ったレシピの数々を選んでみました。
解凍は必要?冷凍ほうれんそうの使い方
冷凍ほうれんそうの使い方は簡単ですよ。加熱処理して冷凍してあるので、炒め物や汁物など火を使う料理には解凍しないでそのまま使えます。調理の最後に加えるのがポイントで、加熱し過ぎは食感が悪くなるので禁物です!和え物やサラダにするときは解凍して使用してください。
▶解凍方法
冷凍ほうれんそうを解凍するには、必要な分だけお皿にとってラップをかけて常温で戻します。また袋ごと解凍する場合は流水に浸けると早いですね。電子レンジで解凍するとさらに早いですが、加熱ムラができやすいので半解凍くらいで十分。
食べるものだからそのままは……と思う人には湯通しがおすすめです。こちらも加熱し過ぎは厳禁で、熱湯にさっとくぐらせたら流水で冷やして使用してください。
お弁当にも!副菜レシピ5選
▶1. ササミとほうれんそうのもみじポン酢和え
鶏のササミにちりめんじゃこ、冷凍ほうれんそうをもみじおろしとポン酢で和えた、お酒のおつまみにぴったりなひと品です♩もみじおろしは赤唐辛子を大根と一緒にすりおろしたものですが、大根おろしに一味をかけるだけでも構いません。お子さんが食べる場合は一味を加減してあげてくださいね。
▶2. ほうれんそうのおひたし
ほうれんそうの和え物のなかで基本中の基本がおひたしですね。ちりめんじゃことかつお節のうま味以上にタレの味が一番の決め手になります。このレシピではタレに胡椒を加えていますが、お好みで省いてもOK!生のほうれんそうで作っていますが、もちろん冷凍で代用しても十分においしいですよ。
▶3. 白だしで作るナムル
焼肉屋さんでいただくナムルっておいしいですよね。ところがいざ自分で作ろうと思っても、なかなかあの味を出せません。そのタレを白だしを使って簡単に作るスピードメニュー。ほうれんそうも冷凍を利用しているので、茹でたりアク抜きなどの面倒な手間もいらず、タレの味だけ決まればさっと作れます。
▶4. ほうれんそうのごま和え
ほうれんそうといえばごま和えも外せない和え物のひとつです。ほうれんそうと少し甘めのタレ、すりごまのコクと香ばしさが食欲をそそります。お浸しや和え物などはタレさえお好みの味に調合すれば、あとは野菜の下ごしらえだけです。冷凍ほうれんそうを使えばそんな下ごしらえも不要で簡単に作れますよ。
▶5. ほうれんそうの白和え
ほうれんそうとニンジン、椎茸に糸こんにゃくまで入った具だくさんで色鮮やかな白和えです。タレに練りごまを入れているのでごまの風味がいいアクセントになります。レシピは生ほうれんそうで作っていますが、豆腐が余ったときなどにタレと冷凍ほうれんそうだけあれば、簡単に白和えができて便利ですよ。