ロシアをはじめ東欧諸国で人気の総菜パン「ピロシキ」。 日本では揚げたものが定番ですが、本場ではオーブン焼きが多く、なかの具材も多種多様です。そんなピロシキを焼いたものや揚げたもの、変わり種生地のレシピに分けて、各4選ずつをご紹介します。
☆ゴン
オーブンで!揚げない本格レシピ4選
▶1. 日本では定番の春雨入りピロシキ
オーブンのない中国を経由して伝わったため、日本では揚げたピロシキが一般的になり、具材も肉まんみたいにいまの形になったそうです。本場ではこのレシピのようにオーブンで焼いたものが多く、中華風にひき肉と野菜、春雨が入っているピロシキは、まさに日本だけの定番レシピといえます。
▶2. ひき肉とキャベツの焼きピロシキ
ホームベーカリーを使ってパン生地を作り、オーブンで焼いたレシピです。なかの具材は合いびき肉とキャベツのみで、調味も塩胡椒だけというシンプルな味つけ。ふわふわの総菜パンのような見た目で、キャベツの甘みとお肉のうま味がダイレクトに味わえる、飽きのこないおいしさがいいですね。
▶3. 生地をこねずに作る簡単ピロシキ
生地をこねずに混ぜるだけで簡単に作っていますが、作業の所々で電子レンジを上手に利用して、発酵工程を短縮しています。豚ひき肉と玉ねぎ、にんじんで作る具は香辛料や調味料以外に、鶏がらスープの素や粉チーズを加えた濃厚な味つけが特徴の、やわらかい焼きピロシキのレシピです。
▶4. 高菜マヨと中華風のおやきピロシキ
上新粉を加えたもちもちした生地をオーブンの天板でフタをして、イングリッシュマフィンのような形に焼いた変わりピロシキです。なかには高菜とツナをマヨネーズで和えたものと、ひき肉ベースの具材が入った2種類のピロシキがあります。長野の郷土料理おやきのようなビジュアルが楽しいですね♪
揚げピロシキのおすすめレシピ4選
▶5. これが定番!いつもの揚げピロシキ
豚ひき肉や玉ねぎ、にんじんで作るなかの具には、オイスターソースも入っていて、コクのあるうま味がうれしいピロシキのレシピです。こちらにも戻した春雨が入っていますので、食感がよくなる上にボリュームもありますよ。日本ではもっともおなじみの、ひき肉の具が入った定番の揚げピロシキです。
▶6. 枝豆とコーンのひき肉ピロシキ
なかにはいつものひき肉と玉ねぎのほかに、枝豆やコーン、炒り卵に椎茸まで入った具だくさんなピロシキです。パン生地をこんがりと揚げていますので、外はさくさくとして、なかがふんわりとした食感がたまりません!ピロシキを半分に割ると枝豆やコーンが現れて、一段と食欲をそそります。
▶7. ゆで卵と青ねぎの揚げピロシキ
ここまではひき肉ベースの具が入った、日本でおなじみのピロシキを紹介してきましたが、本場ではお肉だけでなく野菜入りのものが人気。なかでもロシアで人気のゆで卵と青ねぎが入ったものは、味つけは塩だけといたってシンプルで、マヨネーズなど使用せずに素朴な味わいが評判なんだそうです。