▶仕上げ
1.型にハケなどでまんべんなく油(分量外)を塗っておきましょう。型の底や側面、角までしっかり塗りましょう。
※隅々まできちんと油を塗ってください。型に食パンがついて取れなくなると、きれいに焼けても取り出したときの形が崩れてしまいます。
Photo by uli04_29
2.3つとも同じように丸めた生地を、油を塗っておいた食パン型に入れます。生地を入れる向きは両端の2つの巻き終わりが内側になるようにしましょう。真ん中に入れる生地の向きはどちらでもかまいません。
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3.35℃で60~70分発酵させます。型と膨らんだ生地の高さが同じか、少し低いくらいが発酵完了のサインです。生地のいちばん高い部分が型より低い場合はもう少し発酵時間を長くとりましょう。
※型からはみ出るくらいになってしまうと、過発酵で生地がぱさついてしまうので注意してください。
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4.210℃に余熱したオーブンで30~40分焼きます。食パンの表面が濃いめのキツネ色になったら焼き上がりです。急いでオーブンから取り出して食パン型ごと台の上に一度叩きつけ、網やクーラーの上に食パンを取り出します。
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5.1時間以上、食パンを冷ましたら完成です。お好みの厚さにカットしていただきましょう。
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ポイントをおさえて失敗知らず!
▶捏ね方のコツ
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食パンのおいしさは捏ねで決まると言っていいほど、捏ねる作業は大事です。慣れるまでは、必ず15分以上捏ねてください。
台に叩きつけて捏ねるときは、生地を肩の高さくらいまで持ち上げて台に叩きつけます。生地から手を離さないのもポイント。上の写真のように台に伸ばすように叩きつけたら、持っている生地を上にかぶせるよにして丸め、向きを90℃変えて持ち直して叩きつける、を繰り返します。
叩きつける音が気になる場合は、ひたすらボウルや台の上で捏ねましょう。途中で疲れて休憩する場合は、生地が乾燥しないように濡れ布巾やラップを重ねてください。
▶ガス抜きのコツ
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口溶けの良い、しっとりした食パンにするにはガス抜きが必須。ガス抜きをすることで、大きな気泡が潰れてきめの細かい生地に焼き上がります。
ガス抜きがうまくできていないと、焼き上げたときに食パンの生地に大きな気泡ができてしまいます。
生地の中心から外側に向けて手や麺棒で押し広げていくと、端にガスが寄せられていくので、端のほうまでしっかりとガス抜きをしましょう。寄せられて逃げ場のなくなったガスがプチッと音を立てて抜けるのが分かりますよ。