▶アスパラガス
アスパラガスも、お弁当に入れたいお野菜のひとつ。さっと水洗いしたら、下の硬い部分を切りおとします。そのあと使いやすい長さに切り分けましょう。電子レンジに対応しているタッパーに入れたら1分半ほど加熱します。ジッパー付きのポリ袋に入れたら、空気を抜かずに凍らせます。全体が凍ったら軽く振って、中身をバラつかせましょう。
炒めものに使う場合は、小口切りにしておくとそのまま使えて便利ですよ。
▶たけのこ
春を告げるお野菜のたけのこも、冷凍保存して楽しみましょう。たけのこはまずゆでてから、水に浸します。充分に冷めたらほかのお野菜と同様に水を切ります。水気を切ったたけのこを5mm~1cmくらいの厚さにカットしたら、軽くお砂糖をまぶしてプリ袋に入れてできあがりです。
たけのこはあまり厚くカットしてしまうと冷凍に向かなくなってしまいますので、ご注意くださいね。
▶もやし
リーズナブルなお値段が魅力的なもやしは、大量に買って保存しておきたいもの。そんなときにも冷凍保存が役に立ちます。もやしはしっかりと洗ったらよく水気を切ります。もやしは冷凍保存するともやし同士でくっつきやすくなるので、使う分で小分けにして冷凍をするとよいでしょう。
生よりもシャキシャキ感は減りますが、野菜炒めやお味噌汁などお好きなお料理に使うことができますよ。
▶ピーマン
ピーマンは冷凍すると独特の歯ごたえがなくなりますが、チャーハンや焼きそばなどに彩りを添えたいときにはぴったり!縦に2等分もしくは4等分にしたら、ヘタやワタ、種などをていねいに取り除きます。それをそのままポリ袋に入れて冷凍させれば完成です。
使うときには凍ったままカットして、そのまま調理するのがポイント。使いたい分だけ使えるお手軽さがいいですね。
野菜を冷凍保存するコツ
▶小分けにして保存
お野菜を保存するときには、使いやすい量に小分けにして保存しましょう。こうすることでお野菜同士がくっつくのを防げる上に、お料理の際に簡単に使うことができます。忙しいときにも便利ですね。
▶下処理をしてから保存
お野菜によってさっと湯通ししてから保存するもの、しっかりとゆでるもの、生のままカットするものつぶしておくものなど、適した下処理をしてから冷凍保存をしましょう。
▶水気はよく切って
水気がついたままのお野菜を冷凍保存してしまうと、びっしりと霜がついて味が落ちる原因になりかねません。冷凍する前にはしっかりと水気を切ったり拭き取ったりして、なるべく霜が付くのを避けましょう。
▶包装方法を使い分けよう
お野菜によってラップでぴっちりと密封するもの、またジッパー付きのポリ袋に入れて保存するものなどさまざま。そのお野菜に合った保存方法をすることで、長持ちさせることができますよ。
冷凍野菜の解凍方法
冷凍したお野菜を解凍する一番おすすめな方法は、冷凍したままお料理に使ってしまうこと!お手軽なのはもちろんのこと、うまみが逃げ出すことなくおいしさを全部味わうことができます。時間短縮にも繋がりますので、忙しい方やズボラさんにも嬉しい方法ですね。
そのほかの方法としては、袋のまま流水で解凍する方法やレンジで加熱して解凍する方法、そして常温でゆっくりと解凍する方法などがあります。使いたい用途やお料理に合わせて、適した解凍方法を選んでみてください。
冷凍できないのはどんな野菜?
基本的に冷凍保存に向いていないお野菜としては、3種類のものが挙げられます。
まずはレタスやきゅうりなどの水分の多い上に生で食べることが基本とされているお野菜。解凍すると水分が出てベチャベチャになってしまいますので、生食には向きません。
次が、繊維の多いお野菜です。ゴボウやセリなどが例として挙げられますね。繊維の間に含まれている水分だけが失われ筋っぽくなってしまい、独特の食感は味わうことができません。軽く茹でてから冷凍することで、多少は防ぐことができます。
最後が、薬味として使われるお野菜。生姜やみょうが、わさびなど、おなじみのお野菜がたくさんありますね。これらを解凍すると風味が落ちてしまうので、薬味としては力不足。もし冷凍する場合は炒めものなどに使うのがよいでしょう。
お野菜を上手に冷凍保存♪
いろいろなお野菜の冷凍保存の方法はいかがだったでしょうか?根菜や葉物など、ちょっと意外なものが冷凍保存できることもわかったのではないでしょうか。それぞれのお野菜にぴったりな冷凍保存方法があるので、適した方法で保存をしたいですね。
お野菜を冷凍保存するときに重要なのはズバリ下処理。ゆでたりきちんとカットしたりして、使うときにもっとおいしくなるようにしちゃいましょう。お野菜をたっぷりゲットしたら、ぜひ冷凍保存してくださいね。