コリコリしておいしい砂肝。おいしく食べる方法は、焼き鳥だけではありません。唐揚げや和え物をはじめ、蒸しても炒めてもおいしく食べられます。今回は、おつまみからおかずなど、砂肝の人気レシピを20選ご紹介します。下処理もしておいしく食べましょう。
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コリコリがたまらない!砂肝レシピ
独特のコリコリした食感がおいしい砂肝は、スーパーで手軽に買うことができる、おサイフにもやさしい食材です。
鶏の消化器官である砂肝は、筋胃(きんい)、砂嚢(さのう)とも呼ばれています。歯がない鶏はエサを飲み込むため、胃に貯めてある砂や石でエサをすりつぶし、消化しています。砂肝は、文字通り砂を貯めている肝の部分。あのコリコリした食感は、発達した筋肉の食感です。
砂肝はビタミンKとビタミンB12を多く含んでおり、低脂肪、低カロリー。おつまみだけでなく、さまざまな味付けと料理方法で味わうことができます。栄養たっぷりの砂肝のレシピをご紹介します。
「砂ずり」ってなんのこと?
砂肝と呼ばれることが多いこの器官ですが、実は「砂ずり」と呼ばれることもあるんだそう。どちらも同じものを指す言葉ですが、関東では砂肝、関西では砂ずりとされることが多いんだとか。
串もの屋などで「ずり」というメニューが砂肝だった、なんて話もありますが、それは「砂ずり」からきているのかもしれませんね。
砂肝の下処理は?
砂肝は、下処理をしなくても食べられますが、白く硬い部分を取り除くと食べやすくなるので、下処理がおすすめです。
下処理は簡単。折りたたまれたようになっている砂肝を広げ、半分に切ります。2つになった砂肝、それぞれの白い部分を切り取るだけです。
さらに切れ込みを入れると火の通りがよくなりますよ。
定番の焼き鳥も!砂肝の簡単焼きものレシピ3選
1. オーブンで焼き鶏
甘辛のタレをかけた砂肝を、こんがりおいしく焼きあげます。砂肝だけの串と、砂肝とネギの串、どちらもおいしくいただけます。付け合わせに添えるキャベツとの相性も◎。ついつい串に手が伸びてしまう、ビールが飲みたくなるレシピです。
2. 砂肝と鶏モモの生姜焼き
コリコリした食感で生姜焼きを楽しめる、砂肝の生姜焼きです。砂肝と鶏もも肉、両方入れるので、砂肝は下処理をして、硬い部分は取り除いておきましょう。家に常備している調味料で作ることができますよ。ネギの緑が食欲をそそります!
3. これ以上ないほどシンプル!砂肝の塩串
砂肝本来の味を、じっくり味わいたい人におすすめの塩串です。味付けは塩のみ。これ以上ないほどシンプルなので、丁寧に焼き上げることがポイントとなります。おいしく焼いて、お酒といっしょにいただきましょう!
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4. 砂肝の唐揚げ
こちらも砂肝料理の定番のひとつ、砂肝の唐揚げです。小さくてコリコリした砂肝の唐揚げは、おつまみにぴったり!砂肝は下処理をしてから揚げましょう。おいしくて、ぱくぱく食べてしまうひと品です。
5. 砂肝のオイル煮
常備食としてもおすすめのオイル煮です。塩コショウで下味をつけた砂肝を、ニンニクと赤唐辛子といっしょにオリーブオイルで煮るだけ。シンプルで簡単にできる、砂肝の洋風レシピです。ちょっと変わった食べ方をしたい、という時にいかがでしょうか。
6. 白菜と砂肝のピリ辛和え
砂肝と野菜を、豆板醤を使ったピリ辛ダレで合えたひと品です。砂肝は下処理をしたら、レンジでチン!切った野菜と合わせダレを和えるだけなので、簡単、時短で作ることができます。おかずとしても、おつまみとしてもおいしくいただけます。