お手軽でおいしいコーヒーの入れ方を、基本的なコツを交えながらご紹介します。ペーパードリップならお手軽に、本格的なお味のコーヒーがお家で飲めちゃう♪ お好みにあったコーヒーが自由自在に作れたら、カフェタイムがもっと楽しくなること間違いなし!
manaminmin
おいしいコーヒーの入れ方
飲みやすくおいしいコーヒーを入れるための、基本手順をご紹介。ペーパードリップという方法で作るコーヒーは、蒸らす時間によってお好みの味に変えることができるんです。器具も比較的安価で手に入り、溶かすだけのインスタントと比べると本格的なコーヒーのお味が楽しめますよ。
必要な道具と材料(ふたり分)
【道具】
ドリップケトル
ドリッパー
コーヒーポット
コーヒーカップ
ペーパーフィルター:1枚
【材料】
コーヒー豆(中挽き):20g
水:280ml
手順
ペーパーフィルターは、このように円錐状の形をしています。ドリッパーにセットをする時は、細く閉じている下側をまず2cmほど折りたたみ、更に側面の片側のみを2cm折り込みましょう。
上部分から中を開いて、ドリッパーの形に合うようにセットすれば完了です。
ペーパーフィルターの中に入れるコーヒー豆は、できるだけ平らになるようにいれましょう。均等に水分があたるようにすることで、味のむらが減りますよ。今回はスッキリ飲めるように、中挽きのコーヒー豆を使用しています。濃い味がお好きであれば、細かめに挽いた豆を使用してみてくださいね。
豆の用意ができたら先の細いドリップケトルで、全体を湿らせる程度の少量の熱湯を注ぎます。1分ほど蒸れるまで待ちましょう。
蒸らし終わったら、お湯を豆に向けてゆっくり円を描くように注いでいきます。お湯を注ぐスピードは、"ぽたぽたと落ちる流れが止まらない程度"を意識するといいですよ。
フィルターにあたるようにお湯を入れたり、一気に入れてしまうと味が薄くなってしまいます。ふんわり広がる豆の香りを楽しむように、お湯を入れる時間も楽しんでみてください。
コーヒーカップはあらかじめ温めておきましょう。コーヒーが急激に冷めにくくなり、おいしく飲むための大切なポイントです。コーヒー豆を蒸らしているときの、余った熱湯を注いでおくとちょうどいいですね。お好みでミルクを添えたら、おいしいコーヒーの完成です!
作るときのコツ
コーヒー豆の量を測って
コーヒー豆は微妙な量の違いにより、できあがったときのお味が大きく変わってきます。さじスプーンよりも、1g単位の数字が見えるデジタル計があると便利ですよ。一般的なひとり分の目安は10gですが、お好みに合わせてひとりあたり5gずつ増やしてもおいしくいただけます。
1杯抽出のドリップでも基本は一緒!
コーヒーポットを使用せずに、コップの上にドリッパーとペーパーフィルターをセットする抽出方法もあります。この方法でも、基本となるお湯の温度や手順は変わりません。最初に豆を蒸らしてから、お湯を回し入れるようにゆっくり注ぎましょう。
こだわり派は豆にもこだわって
コーヒー豆の選び方
コーヒー豆を買うときに、1番大切にするポイントは鮮度。同じコーヒー豆でも鮮度によって酸味が強くなっていたり、お味に変化がでてきますよ。粉にするなら、購入したその場で挽いてくれるお店がいいですね。コーヒー豆のお味は一般的に苦味と酸味、コクと香りのバランスで決まります。鮮度を維持するためにも、コーヒー豆は少量ずつ購入しましょう。
挽きたては香りを楽しめる!
お店で豆を挽いてもらう場合は器具もいらず、とても手軽に楽しむことができます。しかしコーヒーの香りを強く楽しめるのは、なんといっても"挽きたて"。さらに豆の状態のまま購入することで、鮮度も落ちにくくなります。
ストレートとブレンドの違い
ストレートは1種類の豆のみを使用しており、その豆本来のお味を楽しむことができます。それに対しブレンドは、複数の豆を混ぜたコーヒー豆。酸味や苦味のバランスをとることで飲みやすくなっていたり、お味に深みがありますよ。
どちらのタイプにもよさがありますが、コーヒービギナーならブレンドからがおすすめ。好みが分かってくるまで、酸味と苦味のバランスがよいものを選びましょう。
ドリップ以外の入れ方の種類は?
フレンチプレス
作り方はコーヒーポットの中に直に豆を入れ、その上からお湯を注いで蒸らします。3分程度蒸らしたあとに、上から金属製のフィルターで下に豆を押し込むようにすれば完成!
フレンチプレスでの抽出方法はペーパーフィルターを通さないため、豆本来の油分「コーヒーオイル」を堪能することもできます。オイルにはコーヒー本来のコク成分がたくさん含まれており、ペーパーフィルターよりも深い味わいが楽しめますよ。