野菜を焼いて完成!の「焼き野菜」、シンプルな調理法ではありますが、野菜のうまみがぎゅっと詰まって、奥深い味になるのが特徴です。今回は基本的な焼き野菜の作り方を調理法別に4種類と、焼き野菜に合わせたいソースのレシピをご紹介します。
migicco
旨味たっぷり♪ 焼き野菜の作り方
焼き野菜は野菜の水分を飛ばし、ギュッと凝縮されたうまみと、表面のカリカリ、中のホクホクした食感を楽しめる、おいしい野菜の食べ方のひとつです。
野菜を切って焼くだけと、調理の手順はシンプル。主に4種類の作り方があり、フライパン、魚焼きグリル、オーブントースター、オーブンと、ご自宅のキッチンの環境に合わせて選ぶことができます。
葉物野菜を除く実野菜や根菜など、さまざまな種類の野菜がこの調理法に適していますよ。
おすすめの食べ方は?
シンプルな調理法の焼き野菜は、いろいろな食べ方で楽しむことができます。
たとえば、ドレッシングをかけて焼き野菜サラダに。マリネ液に漬けて、焼き野菜のマリネに。カレーのトッピングにも最適です。味噌やマヨネーズ、バジルなど、お好みの味のソースをつけていただくのもおすすめですよ。
フライパンで焼く方法
フライパンで作る焼き野菜は、なんといっても手軽に作れるのが最大の魅力。調理器具はフライパンひとつで済み、フライパンもさほど汚れないので後片付けも簡単です。
じっくりと野菜の中まで火を通し、野菜の旨みや甘みを引き出すのがポイントです。
材料(2人分)
・ナス……1本
・ズッキーニ……1/2本
・赤、黃パプリカ……各1/2個
・オリーブオイル……大さじ1/2
・塩……ひとつまみ
野菜はあくまで一例なので、お家にあるほかの野菜でもぜひ試してみてくださいね。
オイルはサラダ油やごま油でもOK。 献立によってオイルを使い分けると良いでしょう。
作り方
ナス、ズッキーニは厚さ1cmの輪切りに、パプリカは縦に4等分します。ナスは水につけてアク抜きをし、水分をふきとっておきましょう。
熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、野菜を並べて弱めの中火で焼きます。焼き色がついたらひっくり返しましょう。
両面に焼き色がついたら皿にとり、塩をふって完成です。
作るときのコツ
火を強めず、弱めの中火でじっくりと加熱することがおいしく作るポイントです。
塩はガーリックソルト、ハーブソルトにアレンジするのもおすすめですよ。
魚焼きグリルで焼く方法
魚焼きグリルはオーブンに比べて手軽で、調理中にコンロを占領しないため、あと1品という時や、メイン料理の付け合せに焼き野菜を作りたい時に重宝します。
火力が強いので、火加減がポイントです。焦がさないように注意しましょう。
材料(2人分)
・ナス……1本
・ズッキーニ……1/2本
・赤、黃パプリカ……各1/2個
・オリーブオイル……大さじ1/2
・塩……ひとつまみ
作り方
切った野菜をボウルに入れ、全体にオリーブオイルをまぶします。
グリルを3分予熱し、網の上に野菜を並べて加熱します。網のすき間から野菜が落ちてしまう時は、アルミホイルを敷いてください。
火加減は真ん中より弱めに設定します。5分程度加熱して、焼き色がついていたら取り出しましょう。
片面焼きグリルの場合は、野菜をひっくり返してさらに2分加熱して取り出します。
野菜が熱いうちに塩をふりかけて完成です。
作るときのコツ
グリルを予熱しておくことと、野菜にオイルをまぶしておくことがおいしく作るポイントです。オイルをまぶす際、ボウルを使わずポリ袋に野菜とオイルを入れてなじませてもいいですよ。