見学時のマナーをチェック
『東京ジャーミイ』は宗教施設。ミニスカートやノースリーブなど、肌を露出する服装はNGです。礼拝堂に入る際は、女性は髪の毛をスカーフなどで覆ってください。礼拝堂の入り口には、貸し出し用のスカーフとガウンも用意されています。また、礼拝の間は静かにし、写真撮影も控えて。礼拝をしている人の前を横切ることも禁止されているので注意してくださいね。
モスクのお隣カフェでトルコのグルメを満喫♪
『東京ジャーミイ』に隣接する、ひと昔前のトルコの民家を再現した建物は、トルコ文化センター別館『ユヌス・エムレ』です。トルコのさまざまな文化を学べる講座やワークショップが行われているこちらの2階に、本格的なトルコの料理とスイーツが味わえるカフェがあります。
2階に上がると、通路沿いに細密画やトルコの伝統楽器が展示されていて、トルコの文化にムクムク興味が湧いてきます!
カフェは昨年1月にオープン。肩ひじ張らないカジュアルな雰囲気です。本棚にはトルコ語の書籍がズラリ。
「ランチプレート」1500円は、肉料理にピラフ、サラダ、スープが付きます。この日のメインは「イスケンデルケバブ」。ピデという薄いパンに肉を乗せ、トマトソースとヨーグルト、溶かしたバターをかけたトルコ料理を代表するメニューのひとつです。サラダにはザクロのドレッシングがかかっていたり、初めて出合う味にワクワク!
デザートはすべて400円。ローズウォーターを使用したバラとチョコレートのマーブルケーキやピスタチオを練りこんだケーキなど、トルコらしいスイーツが日替わりでラインナップ。ボリュームもたっぷりです。
こちらの「トルココーヒー」300円や「チャイ」200円は無糖なので、甘いデザートにベストマッチ。トルコらしい絵柄のカップもステキです。
『ハラールマーケット』でおみやげ探しも楽しい!
最後に訪れたいのが、1階にある『ハラールマーケット』。イスラム教徒のための食材を扱うお店です。
お菓子、紅茶・コーヒー、ジャム、調味料、精肉まで、幅広い品揃え。あれこれ気になるものがあり、見るだけでも楽しめます。
食品だけでなく、トルコの雑貨や食器、アクセサリーなども販売。女性が頭髪を覆うための「ヒジャーブ」や礼拝用マットなど、礼拝のグッズも並んでいます。
おすすめはトルコの伝統的なお菓子「バクラヴァ」。何層にも重なった薄いパイ生地と間に挟まれたナッツ、中まで染み込んだ甘いシロップの組み合わせが病みつきになると評判です。おみやげにいかがでしょう。
まるで異国にいるような非日常感に浸れる『東京ジャーミイ・トルコ文化センター』。アートや宗教、グルメなど、トルコの多彩な文化に触れて、発見や感動がいっぱいです。皆さんも、ひとときのトルコ旅行を体験してみませんか?